まだ早い。

なのに、もうバレンタインの事を考えている私が居ます。

私は去年の2月下旬くらいからペティットに、もっと言えば『なりきり』を始めたので、バレンタインイベントには全く参加できていませんでした。

ペティットを見付けたのは参加させて頂く1週間くらい前なので、イベントそのものはROMっていたんですけどね。

なので、半月以上も先の話なのにもう気分はバレンタインだったりします。

それで、ですね。

他のPCはまだですが、アルーシャがどんな物を作るかは既に決まっていたりします。

今回の雑記は、そのバレンタイン用の品を忘れないための覚え書きです。

作るのは『ポム・ダムール・オ・ショコラ』。

日本語にするなら、林檎のチョコレート漬け、でしょうか?

飴の代わりにチョコレートをコーティングした林檎飴だと思って頂ければ、おそらく間違いはありません。

アルーシャが使うのは一口サイズの小さな林檎ですが、普通は中々手に入らないので、スプーン等で丸く抉った物でも大丈夫です。

もちろん、普通にカットした物でも美味しいのですけれどね。

用意するのは林檎、水、グラニュー糖、水飴、お好みの洋酒をちょっと、そしてレモン汁。

うん、実にシンプルです。

私は割と感覚だけで料理をするので、細かなレシピは特にありません。

その時の気分です←

まずはヘタを取ってよーく洗った、またはカットして塩水に漬けて酸化を防いだ林檎を、たっぷりの水で煮ます。

そうしないと味が染み込まないので。

10分くらい煮たら林檎をザルに上げて、300〜500cc“くらい”の水にグラニュー糖と水飴を“ぶち込んで”加熱し、沸騰させます。

そこに林檎をえいやっ! と投入して、弱火でじっくり加熱。

水分が少なくなってきたかなー? といった所でレモン汁と少しのグラニュー糖を追加して、更に弱火で煮ていきましょう。

分量? そんなの適当です←

で、グツグツとした泡が出なくなり始めたらラムとかブランデーとかシェリーとか、とにかく好きなお酒をちょろっと足して、かき混ぜたり揺すったりしながら風味を全体に行き渡らせましょう。

大体、10〜20秒くらいしたら火を止め、下にボウルとかバットとかを置いたザルに林檎をダバーします。

少し時間を置いて粗熱を取ってから、クッキングシートの上に林檎を並べて冷蔵庫にシュー!

1日くらい寝かせると、良い感じに味が染み込みます。

甘い、美味しい、でもつまみ食いはダメです。

後は普通にチョコを手作りする時の要領でチョコレートを湯煎で溶かし、串に刺した林檎をチョコレートでコーティングして、冷やせば完成です!

林檎の味付けの辺りはちょっと面倒ですが、いざ作ってみると割と簡単ですよ。

時間は掛かりますけどね。

アルーシャの場合は上記のプレーンの物にプラスして――

ココアパウダーをまぶした物
チョコスプレーをまぶした物
砕いたアーモンドをまぶした物
ホワイトチョコレートの物
ホワイト+チョコスプレーをまぶした物
ホワイト+ココナッツパウダーをまぶした物
ビターチョコレートバージョン
ビター+砕いたクルミをまぶした物
ビター+マーマレードコーティングの物

――の、計10種類をご用意する予定です。

あ、マーマレードは林檎を煮詰める時に使ったシロップを再利用して作ると経済的ですよ。

1つ1つ袋で包み、色とりどりのリボンで結んで、ロリエルフから皆様にお届け!

ちょっとしたネタとして、1d10を振って頂くかもしれません。

最終的には、余った物は自警団の方々と学院の友達や先生方にプレゼントするという、隙を生じぬ二段構えです。

え、本命ですか?

アルーシャには今のところ、ラブな意味で慕っている人は居ないので本命は無いです。

バレンタインまでに出来ないとも限りませんが、その時はその時でまた考えます。

私は食べる事をあまり楽しいと思えない性質なのですが、それでも料理をするのは楽しいです。

その割にはレシピとか適当ですけどね。

目分量、万歳←