仔犬、生き残るために殺人を決意する。
まぁ仔犬らしからぬ行動なので、実は乱入するべきかそこそこ悩みました。
しかし、場所が仔犬の潜伏している裏通りである事と、野外かつ会話で明らかにクロだと分かる状態になったため吶喊を敢行。
ロールでは一応、ダイナマイトはギルバート氏へ向けて投げましたが……。
うん、ダイナマイトの爆風舐めんなよって話ですよね。
手榴弾なんかは爆発よりも飛び散る金属片とかが威力のメインですが、ダイナマイトはそのものズバリ爆発に特化している訳で。
あやうくアイザック氏まで吹っ飛ばしていたかもしれないという、痛恨のミス。
あ、これやばくね?
と思った時には既に遅しでした、が。
アイザック氏が風の魔法を使ってくださったので、これ幸いと落ちる場所を少しだけ遠くにさせて頂きました。
下手をしたら、キルゼムオール系仔犬になる所だった。
いや、生存欲の強い仔犬的には「信用できない奴は全員殺ってやんよ!」でも良いのかもしれませんが、そうすると圧倒的に攻撃の手数が足りないというね。
とっておきの武器も後二本になってしまいましたし、後は良くてサポート役か、逃げ隠れするくらいでしょうか?
しかし、仔犬のパルクールが伸びない。
本日はパルクールの成長そのものがありませんでした(ルーム時間が午前中だったので)が、それにしたって伸びない。
まぁ仔犬の勉強運が最低なのはいつもの事ですね。
以前の講義イベントでも、得意な講義が一つくらいしかありませんでしたし。
そういう星の下に生まれたPCなのでしょう。
エリザルカ嬢にお持ち帰りされる仔犬。
元々、安全が確保できる場所が見付からない状態で時間が三日以上経過した場合、誰かに友好的に接されると着いていくフラグはあったのですけれど。
流石にね?
14歳の子供が三日も四日も満足に寝られずに居たら、そりゃ心のハードルも低くなりますよ。
それも踏まえると、実は仔犬自身が自分で安全を確保できていた場合の方が他者との行動を拒否していた可能性は高いです。
私の縄張りに入るな!
みたいな感じで。
なんかその場合、人知れず勝手に死んでそう。
ゲームのルール上、殺されないと死なない状況ではあるんですけどね。
それにしても、ロクにお風呂にも入れず、恐怖で眠る事もできず、毒を警戒して食べ物さえ満足に食べていなかったとか、自分でロールしておいて鬼かと。
繰り返しますが、仔犬って14歳ですからね。
私はなんでこんな苦行を仔犬に課したのか。
恐らくですが青い鳥では、たっぷりと長風呂をして、モリモリご飯を食べ、久し振りのベッド(しかも安物ではない)で丸まって寝た事でしょう。
気を抜きすぎかな、と仔犬自身も思ってはいますが、まぁ温かいお風呂とご飯とベッドには勝てませんわ。
しかし、ゲームも序盤を過ぎようとしている辺りですからね。
仔犬のように事態を何とかしようと動く人達も現れるのではないかと思っていますが、逆にまだ中盤に入ったばかりとも言える訳で。
そろそろ仔犬にも、前回のゲームより前の参加者達の情報とかを入れさせようかな?
良く考えたら、個人行動ばかりでその辺りの情報を何一つ仕入れてませんからね。
予定は未定、ですけれど。