山羊「薬、完成するの早くない?」
小娘「そうですか? 似たような物は以前にも作っていましたから、それを応用しただけですから特に手間は掛かりませんでしたので」
山羊「ふーん。……1mくらい伸びるって言ってたけど、副作用とかは大丈夫?」
小娘「副作用はありません。……と言いたいところなのですが、この毛生え薬は毛根の成長を著しく促す物ですので、将来的にその……薄くなる可能性のある方は伸びた分だけ毛根の寿命が消費されるかもしれません」
山羊「OH……。その毛髪寿命の消費ってさ、どのくらいか分かる?」
小娘「そうですね……。一般的な人間の1ヶ月の毛髪成長が凡そ2〜3cmと聞きますから……大体ですが、8年〜9年程でしょうか?」
山羊「思ったよりガッツリいくなー」
小娘「ナシラは子供の頃から伸ばしているそうてすが、今の長さになるまで10年近くは掛かりましたよね? つまりはそういうことです」
山羊「いや、うん、私とかキャナルんとかサッキーとかはイイんだけどさ。このコトを男連中が知ったら嘆きそうだなって」
小娘「……それは」
山羊「ま、知らぬが仏だよね」
小娘「………………」
山羊「話は変わるけどさ? ハゲたティートって愛せる?」
小娘「もちろんです」
山羊「あら、即答。意外……でもないか。アリーだもんね」
小娘「そういうサティは――」
山羊「愛せるよ。決まってんじゃん」
小娘「(被せられた……)……そう言うとは思ってました。ただ、私達が気にしないのと当人が気にしないのは別ですから、その事柄に触れる時は慎重に慎重を重ねなくてはなりません」
山羊「あー、男には死活問題らしいからね。私らで言うと、年取って胸とかお尻の肉が垂れてくるようなもんか」
小娘「(自分の胸を見下ろす。ぺたーん)……」
山羊「ともかく、色々助かったよ。お礼にインゴット送っといたから好きに使っちゃって。アリーの大好きな未知の鉱物だぞー!」
小娘「いえ、私も良いリハビリになりました。貴女に言っても無駄だとは思いますが、どうか怪我の無いよう息災で」
山羊「あはは。ホントにムダだけどね。でも、うん、努力はするから安心して」
小娘「……分かりました。信じます。それでは、また連絡ください」
山羊「ん。あ、たまにはアリーからも連絡してよ? 私、寂しくて泣いちゃう!」
小娘「それでは、お休みなさい――」
山羊「ちょ、アリー!? ……むぅ。ツッコミもせずに切りおってからに。オヤスミ――」
という、やり取りが伝え石でされたとかされてないとか。
危険は少ない(?)という事で写真家でノコノコと参加。
確かに危険は無かったです。
が、何故かスパッツ→スパッツ→バニーというコスチュームチェンジ。
イベントそのものではなく、フレラ嬢のステッキによってですが。
あの場でステッキを引き当てるフレラ嬢の引きの強さにグッジョブを贈りたい。
何となくですが、写真家でイベント参加すると服が変わる事が多い気がします。
しかしツッコミしかしてなかった気がする。
あとはエルザス氏に体当たりしたくらいでしょうか?
本当に何もしてないなぁ!
でも楽しかったです!
チーターさんとカラレス氏やルーカス氏とミカ氏とか、名勝負でしたからね。
サキュラ嬢のエルザス氏へのデレた発言とか、所々で見えるお二人の関係性にホッコリしたり。
でも一番印象に残ったのは、あの擬態モンスターが食べられるという事です。
火を通せば大体の物は食べられますけどね。
でも小娘と仔犬は引きそう。
山羊は平気でしょうし、写真家も調理されれば普通に食べそうですが。
これで珍しい魔物狩りは終わりなのかな?
予定は未定だとは思いますが、もしまたイベントを開かれる機会が御座いましたら、その時は参加させて頂きたいです。
最後になりましたが、皆さん、そしてGM様、お疲れ様でした!