デュラハンって一括りにしても、意外と沢山のバリエーションがあったりして。
探してみると本やゲームによって見た目が違ったり弱点が違ったりと、面白いものです。
ちなみにアルーシャが使役しているデュラハンなのですが、この子は妖精なので倒されても本当の意味では殺せません。
死という概念が形を作ったものなので、消滅はしないという事ですが……普通に倒されはします。
たぶん、アンデッドのデュラハンよりは一段階強さが落ちると思います。
その分、時間を置けば再召喚が可能な訳ですが。
流れる水を渡れない、という弱点はバンパイアにも通じたものがありますね。
バンパイアはそれに加えて聖書や聖歌、日光に十字架と、中々に弱点が多かったり。
あれ? これ、デュラハンの方が厄介じゃね?
リィア嬢、逃げて! 超逃げ……あ! そうだ、逃げられないんだった!
デュラハンってシャイガイ並にしつこいんだった!
いや、でも、リィア嬢ラブな狼さんが護衛に着いてますからね。
下手するとデュラハンの方が逃げるべきかもしれない。
あ、そうそう。
レルス氏にお渡しした宝珠ですが、使い方によっては結界を発生させたり、踏んだら爆発する地雷にしたり、宝珠に魔力を籠めて宝珠自体を巨大な魔法陣代わりにしたりと、それなりに汎用性は高かったりします。
そのまま投げて使うのも勿論OK!
結界は去年の『刻戻り事件』の時に、階段を上ってくるゾンビ的なものを食い止めるのに使いました。
狭霧嬢とは初めての邂逅!
言語学とは、何とも渋い!
象形文字と言えばシュメール文明ですが、世界各地に象形文字は有って、間違いなく象形文字が『文字』というものの基礎である事は確かで。
どこの象形文字も形は似ていたりするのに、そこからの変化は正しく千差万別で……アルーシャではありませんが、とても興味深かったりします。
ケルト文字とか不備(失われた文字が多いせいですが)が沢山あって、あれで文法的な表現が可能なのか不思議でなりません。
ルーン文字の『形を重ねると効果が高まるよ』というのも、最初にそれを提言したのが誰なのかとか考えると、こう……ワクワクします!
いや、それが言語学に対するワクワクなのかは分かりませんが。
たぶん私の場合、それに至った『理由』というのを考えるのが好きなだけですな。
ロールでも言いましたが、背後が忙しくなる前に1度くらいはアルーシャを山城へと出したい!
でも本当に出せるかと訊かれれば、予定は未定と返すほかないのが何とも。