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ただの雑記 その9

ちょっとだけ暇だけどロール回せる程には暇じゃない暇人の書き置きと題して、以前少しだけ話したアルーシャが使える3つの最大魔術を詠唱文もセットで書いておきます。

忘れないためというのと、ちゃんと後出しじゃないんだよっていうのを兼ねて。

ちなみに、実際に使う時は術名のルビは無しで唱えます。


■詠唱呪文―宝珠無しの全力版、その1

《終焉の焔杖―レーヴァテイン》

詠唱文は――

『黒き者よ 九つの戒めを解き放つ 灼熱を従えし南方の主よ 天は墜ち 地は砕けた 故に今こそが災厄を撒き散らす刻 燃え盛る杖の一振りにて 世界の全てを焼き払え』

アルーシャが覚えている魔術の中で、最も純粋に高火力な呪文。

炎熱系の魔術で、対象に向けて一直線に極太の熱線を放ち、着弾点を中心として大爆発を起こします。

ちなみに詠唱文で引用されているのは、みんな大好き炎の魔神スルトです。

まあ術名でバレバレですけどね。

この術の描写と威力を分かりやすく例えるとするなら、某ドラゴンも跨いで通る美少女魔導士の十八番である『ドラグスレイブ』です。

でも分類は黒魔術ではなく、どちらかと言えば精霊魔術に近い感じ。

■詠唱呪文―宝珠無しの全力版、その2

《骸喰の大鷲―フレースヴェルク》

詠唱文は――

『祖は風 祖は翼 祖は安寧を齎す者 遥かなる樹上より舞い降りし大いなる鷲 死を啄み 骸を喰らえ 求めるは風 求めるは破滅 顕れたるは慈悲なき暴風』

便宜的に疾風系と銘打っています。

発生地点を固定し、そこを中心点として360度の全方位から風の刃で切り裂く術。

この術は射程範囲は視界内とかなり広いのですが、実際の効果範囲は直径10mくらいなので、逃げようと思えば逃げる事も可能です。

そして一応のところスペック上では、ミスリル製の巨大なゴーレムさえもズタズタに切り裂いて破壊できる威力となっています。

まあ最大火力が出れば、ですけれど。

もう何回も言っていますが、最大呪文に関しては高威力な代わりにコントロールが上手く利かないので、都合よく“今回だけ上手くコントロールができた(ダイスを振らずにロールで結果を決めた)”なんて事にはなりません。

展開上どれだけその方が燃えるとしても、出来ないものは出来ない、のがウチのPC達の制約ですので。

もしここぞって時にスカッたら、笑ってやって下さい。

これも術名のルビで分かるかと思いますが、北欧神話に登場するユグドラシルを守る大鷲フレースヴェルクが元ネタです。

■詠唱呪文―宝珠無しの全力版、その3

《神滅の魔狼―フェンリル》

詠唱文は――

『怒れ 怒れ 唸りを上げよ 大河の主と呼ばれども 汝の怒りは尽きること無し 三つの戒め 鋭き刃 いずれもここに解き放たれん その爪を その牙を 今こそ血に染め研き上げよ 汝が復讐はここに完遂せり』

また何とも長ったらしい呪文ですが、術名を見ての通りフェンリル狼が元ネタです。

術の分類は氷雪系。

これも範囲固定型の術で、範囲内を瞬間的に絶対零度にまで気温を下げて全ての熱量を奪い凍結させる、という術です。

んー、これは某魔法先生に出てくる闇の福音様が使った『終わる世界(コズミケー・カタストロフェー)』がイメージとしては近いですかね?

ただあそこまでデタラメな効果範囲ではなく、やはり範囲は直径10m程度。

でも射程範囲は視界内ですし、上空に対しては範囲が広い(つまり効果範囲が柱状)ので、発動するとドデカイ氷柱が出来上がることになります。

以上が、アルーシャの覚えている最大魔術です。

実は攻撃以外のものを含めると、もう少しだけ増えるんですけどね。

しかしここまで書いてきましたが、この3つの術って使う機会あるのかなぁ……。

いつかは使う予定なのですが、街中では使えないのでいつ使うのかは今のところ未定です。
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