ヘタレ写真家の異世界探訪記

そんなこんなで、色々すっ飛ばしてロンシャン旅行も５日目です。

お前は何のために旅行に参加したのかと、自分で自分に問いたいですね。

まあそれでも、いつもに比べたらまだ忙しくない方ですけどね。

これも新人さん達のお陰です。

と背後事情はこれくらいにして、今日はお店巡りにちょっとだけ参加しました。

他人様に鉄棍をプレゼントした人間が、まさか自分も鉄棍を手にすることになろうとは……。

因果は巡るよ、どこまでも。

あの鉄棍、鞘が要らない物なのだそうですけれど、剥き出しにしてるのも(ジュリアが)不安になるので適当なホルダーを買って腰から下げると思います。

ダガーもそうしろよって話ですが、短剣と警棒ではそもそもの殺傷力が違いますからね。

ジュリアは甘ちゃんだから、と言うよりも、単に人の肉を刺した感触とか知りたくないからです。

人間を刺した人は、刺した時の感触が忘れられなくて魘されたりするらしいですからね。

想像するだけで鳥肌ものです。

アキト氏としたゲテモノの食の話ですが、私は実際に蛙は食べたことがあります。

味はサッパリとしていて、食感は鶏肉よりちょっとだけ弾力が強い感じでしょうか？

でも昆虫は食べたこと無いですし、食べたくないです。

それと話題に出した『綺麗な蝶を撮りに森へ行って遭難〜』ですけれど、時系列的にはジュリアがイエティ撮りたさにスヌーハーブで山籠りした後の話です。

もう嫌だって言ってた(当ブログ内で)のに、全く懲りてなかったっていうね。

自分の命＝写真＞食事＞＞＞＞＞女子力なので、一時的には懲りても、またすぐに危ない場所に写真を撮りに行くような子だったりもして。

リイネ嬢とユッカ氏から蒼水晶の洞窟の話を聞いた時にも、適当に冒険者パーティーに混ぜてもらえばいっか、みたいな発言をしたのもその辺りの性格が関係していたり。

怖い、でも見たいし撮りたい！

そんな感じのスタンス。

設定上では丁度去年の今頃、ジュリアはシデリア海で増えた怪物なんかのせいで立ち往生していたりします。

なんだかジュリアの過去話が溜まっていく一方な気が……。

今の所考えている話の中で一番古いのは、スヌーハーブでの一週間耐久雪山撮影。

その次が針葉樹林での三日間遭難事件、そしてシデリア海立ち往生事件＆海賊に取り囲まれて命と貞操の危機体験、と言った感じでしょうか。

……こうして書くと、けっこう危ない目にあってますね。

それなのに何故、ヘタレのままなのか。

異種族は平気なのに。

いやまあ、逃げて隠れて忍んで耐えてどうにかこうにか凌いできた子なので、今更ヘタレは改善しないでしょうね。

今の所、戦うための技能は射撃だけですし。

でも折角、護身用の伸縮警棒を買いましたからね。

ちょっとした暴漢を撃退できる程度には鍛えさせたいと思います。

思っていますが、本当に鍛えるかは予定は未定ということで。

でも筋トレくらいはするかと。

腹筋が割れるまでは鍛えたりしないでしょうけどね。