私が寝て過ごしてるうちに、庭はすっかり紅葉が終わり木の葉がほとんど落ちてしまった。地面は落ち葉でふかふかだろう。落ち葉を集めて焼き芋したいくらいだ。ああ、着実に季節は冬めいてる。
 この頃は息をするたびに喉がピューピュー鳴り、それは北風のよう。喉が乾燥して鳴るのだろうか。

 急にさつまいもが食べたくなり、兄に買ってきてもらったのだが、クズ芋みたいな小さなさつまいもが三本袋に入った状態のものだった。袋には電子レンジでチンするとすぐ食べられるとあった。蒸したさつまいもがお手軽に食べられるやつのようだ。
 いや、私が食べたいのは大きなさつまいもを切って天ぷらにしたり、サラダにしたいのである。兄はそれしか見つからなかったときかない。よく野菜売り場を見ればあるはずなのにね。明日か明後日、体調が良い日に何か作ろう。ほんの少ししか食べられなさそうだけどね(笑)。
 昔は秋になると母の幼馴染みの人が石焼き芋を売りに来ていたが、最近は焼き芋は軽トラで香ばしい匂いをさせながら走る石焼き芋屋さんはほとんど見かけず、スーパーで買う物に変わってしまった。「お嬢ちゃん、これオマケね!!」なんてサービスが恋しい。







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