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渡瀬恒彦さん逝く

 今日は早起きして姉たちと那須へドライブに出掛けた。ランチは私の大好きなハンバーグ。お気に入りの雑貨屋めぐりをして見慣れた通りを走ったら、雅子様がお気に入りのパン屋さんの隣にムーミンショップを発見!最近出来たのかな。私は疲れて足が痛くなっていたが、ムーミンが大好きな私は寄りたくて堪らず寄って貰った。売られてるもの全部欲しかった!(笑)姉たちにスープマグとボウルを買ってもらい元気になる私。他にもいろいろ買ってもらった。ありがとう、姉様たち(笑)。

 今朝は渡瀬恒彦さんの訃報にびっくりした。先日、兄の渡哲也さんが車椅子姿で声が掠れていたので大丈夫かなって心配していたが、弟の渡瀬さんが亡くなるとは渡さんもさぞやつらいことだろう。
 私は渡瀬恒彦さんの映画はたくさん観た。深作欣二監督の『仁義なき シリーズ』、『鉄砲玉の美学』、『神様がくれた赤ん坊』、『戦国自衛隊』、『セーラー服と機関銃』、『時代屋の女房』、『復活の日』、『南極物語』、『肉体の門』、『226』、『愛情物語』、『敦煌』、あとは何だっけ?ああ『天と地と』。思いつくだけでこれだけ観ている。まだまだ観ているはず。本当に存在感ある俳優だった。中でも『時代屋の女房』の哀愁漂寄せながら夏目雅子さん演じる謎の女に夢中になる男や、『セーラー服と機関銃』の佐久間役、忘れられないな。
 渡瀬さんは芸能界でいちばん強い男として有名なのはご存知だろうか(笑)。渡瀬さんは《売られた喧嘩は受けるが、自らは売らない》というポリシーがあり、どんなに喧嘩を売られても負けたことがないという。後輩俳優の安岡力也さんや松田優作さんらが本気でぶつかってきても負けなかったというし、演技中つい力が入って大部屋俳優を本気でボコボコにしちゃったとか(笑)。

 近年の渡瀬さんの出演作品のひとつの朝ドラ『ちりとてちん』では、伝説の上方落語家・草若師匠役が当たり役だったと思う。本当に噺家に見えるほど上手かった。私は渡瀬さん演じる草若師匠の十八番『愛宕山』を暗記して覚えている(笑)。
「野辺へ出て参りますと春先のことで
空にはひばりがピーチクパーチク、下にはレンゲ、タンポポの花盛り
陽炎がこう燃え立ちまして、遠山にはパーっと霞みの帯をひいたよう
麦が青々とのびて菜種の花がいろどっていようかという本陽気、やかましゅうゆうてやって参ります
その道中の陽気なこと…(省略)」


 渡瀬さんの前妻は大原麗子さん。大原さんが亡くなり、お別れ会に出席した時「離婚してからもお互い思い合っていた」と語る渡瀬さんが目に焼き付いている。私は大人の男と女はこういう関係もあるのかって思ったなあ。今頃は大原さんがお迎えに来ているはず。

長い闘病でお疲れだったであろう渡瀬さん、安らかに。たくさんの感動をありがとうございました!









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地 域 福島県
職 業 マスコミ・芸能
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