改革に異を唱える人達を説得するのは正直大変でありました。しかし、多くの場合こうした改革の影響を心配するのは、私達自由民主党を熱心に応援してきた皆さんだからであります。
しかし、彼らも競争にさらされなければ未来はありません。彼らのためにこそ、私のあくなき改革は続きます。
経済活動から国境は消えました。国際競争に打ち勝つことができなければ、企業は生き残ることができない。
国内の構造改革を進め、同時にTPPなどの経済連携によって、広い経済圏に打って出る。
内外の改革を一体になって進めていくことは、日本の競争力を高めるために欠かすことができません。
(中略)世界の成長センターであるアジア太平洋地域にひとつの経済圏を作るTPP。関税だけでなく、固有企業改革、投資、知的財産といった広域な分野で、徹底した自由でフェアな新たなルールが適用される、広大な市場が生まれます。
TPP交渉は最終局面。交渉は最後の1インチが大変なのは分かっています。しかし、もしこのチャンスをものにできれば、オープンな世界の窓が一気に広がるでしょう。
企業の皆さんには、ひるむことなく新たな世界に踏み出すことを期待しています。
私自身、強いリーダーシップを発揮して、全力で早期妥結を目指します。
日本の国益を確保し、成長を確かなものとしてまいります。



一国の首相に云うべき言葉じゃないかもしれんが…一言で云うなら、もしかしてホンマもんの鹿なんですかこの人?
以上