皆さんおはようございます(睡)先程の地震、かなり揺れましたね


今朝の一曲
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元G∀LMETのe-changが在籍しているバンド。遂に本格始動か( ̄ー ̄)しかし今更だけど何で辞めたんだっけ?

話は変わるが、タイトル通り中野さんのデフレ講座のような内容を引用しときます(。_。)φ


改めてデフレについて説明しておこう。デフレとは、需要不足により物価が継続的に下落することだが、物価の下落とは、貨幣価値の上昇を意味する。貨幣価値が上がっていく中では、企業や家計は負債を減らし、貯蓄を増やすばかりで、支出をしなくなる。こうして民間の投資や消費は抑制され、それがさらなる需要不足とデフレ不況を招くという恐ろしい悪循環が発生する。
需要不足によって、企業は倒産し、労働者は失業するため、供給能力が破壊される。しかし、企業が倒産すれば投資を行うことがなくなり、労働者は失業すれば消費を減らさざるを得ないため、消費と投資、すなわち需要はさらに縮小し、デフレ不況が深刻化する。それがまた倒産や失業を通じて供給能力を破壊していく。また、投資とは、将来の供給のための支出であるから、投資が行われなくなるということは、将来の供給能力が向上しなくなるということを意味する。一国の潜在成長力は、その国の供給能力によって決まるのであるから、デフレ不況による供給能力の破壊とは、潜在成長力の棄損を意味する。
デフレ不況が、景気循環に伴う通常の景気後退とは違うということは、強調しても、し過ぎることはあるまい。通常の景気後退は「底を打つ」ことがあるが、デフレ不況は悪循環であるから底というものがない。適切な対策が講じられなければ、デフレ不況は延々と続き、恐慌に至る。1930年代の世界恐慌は、まさにデフレ不況であった。そして、リーマン・ショック後のアメリカや、ユーロ危機にあるヨーロッパにも、このデフレ不況が迫りつつある。日本は、すでに十年以上もデフレ不況にある中で、世界的なデフレ不況にも巻き込まれようとしているのである。デフレ不況を克服するためには、物価の下落を阻止するために需要を創出する積極的な財政金融政策を講じる必要がある。
(中略)このような状況下において、消費税率を引き上げれば、消費や投資が抑制され、需要が縮小して、デフレ不況はさらに悪化する。そもそも、1998年に始まった日本のデフレ不況は、当時の橋本龍太郎内閣が消費税率を3%から5%に引き上げ、緊縮財政を行った上に、アジア通貨危機が勃発したことが原因である。現在、アジア通貨危機をはるかに上回る世界大不況の中にいるにもかかわらず、十五年近くデフレ不況にあった日本が、消費税増税を行おうとしているのである。
ノーベル経済学賞を授賞したポール・クルーグマンは、消費税増税は日本のデフレ不況を悪化させると警告を発している。また、筑波大学名誉教授の宍戸駿太郎は、精密な計量経済モデルによって、今回の消費税増税によるデフレ効果は、橋本内閣が引き起こしたデフレの二倍になると試算している。
しかも、消費税は、逆進的な性格を持っている。つまり、低所得者層の方が相対的に負担が重くなる税制なのである。したがって、消費税の増税は、格差の拡大を助長し、スクリューフレーションによる中低所得者層の困窮に拍車をかけることになる。




基本中の基本なのだが、復習も兼ねて_〆(゚∇゚*)

この時は流石の中野さんも、安倍ちゃんが消費税増税するとは予想しなかっただろう。まあその前に、安倍ちゃんが筋金入りのグローバリストだとすら知らなかったかもしれない。かくいう俺も、安倍ちゃんの本を読んでいるのに、新自由主義の側面があるな〜程度にしか感じなかったしORZ

中野さんは早い段階で安倍ちゃんのグローバル路線を批判していたのだが、普通の『所謂保守派』といわれている連中より、絶望感が半端ではなかっただろうなと推測されます(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)竹中平蔵の名前を見た瞬間から批判していたようだしね。 
「絶望が足りないのであります!」
と云っていた水島社長に"恋する妄想崛起"と名付けたセンスよ(爆)久々に聴きたくなってきた(爆)


ところで、今朝の『西部邁ゼミナール』ゲストが藤井聡教授なので、時間がある方は是非(゜∇^d)!! MX7時5分からです(o゜◇゜)ゝ