シャッフル結果でCP妄想


まず先にお好きなCPを挙げていただいて
お手持ちの音楽再生機器でシャッフル再生をして
出た曲に合わせてCP妄想しちゃうバトンです

イメージと合わない曲が当たったとしても
ある意味新境地。楽しんでしまいましょう。


⇒……というわけで、秋の夜長に久々のチャレンジ企画!
あ!ちょっと色っぽい表現も入ります!苦手な方はお気を付けくださいね!
だいじょぶ!な方は、宜しければお付き合いくださいませ♪
では!参ります!!



☆CP
★曲名/歌手


☆信光
★Fantasista/島谷ひとみ

(暑い……)
絡まり合う汗と、身体と、熱と、吐息と、
すべての感覚が狂ってしまいそうな夜の褥のなかで、ひとつに混ざり合う幻想を抱きながら主君の背中へ手を伸ばす。
「っは、ぁ……、信長さま……」
「……愛い、光秀」
蕩けそうなほどに甘い声と、私を見つめる瞳の奥に潜む、底知れぬ病んだ黒。……その重たい狂色に、ゾクッと背筋が震えるのを感じた。
(……あなたの心の雨は、私が全て受け止めて差し上げましょう)
私を心底から理解してくださるあなたがいて下さるから、私は、私でいられるのです。ですから、
(辛いことも、怖いことも、あなたの目に映るに相応しくないものは、全て私が代わりにお引き受けいたします)
ですから、
「信長さま、私に夢(理想の世界)を見させてください……」
「……ああ、光秀」
燃えるような唇を受け入れ、うっとりと瞼を閉じる。
―――お護りいたします、信長さま。
その身、心も、何もかも。
貴方様が、いつでも、抜けた青空のようなハレをその御心に抱いていられるように。
……私の、すべてを賭けて。
(あいしています)

⇒主に1番の歌詞を元に作りました
この曲、かなり古い曲ですが、ひーちゃんと言えばアラビアの雰囲気やラテン調!な私&妹には今でもテンションがアガっちゃう、大好きな曲です♪ 1曲目から良い曲が来てくれて嬉しい♪


☆蘭光
★INCUBUS/Acid Black Cherry

「ぁああぁぁあぁぁああぁぁぁ!!!!!」
「…………」
硝煙の臭い濃い中、絶叫する恋人を静かに見下ろす。
(……信長さまの描く未来が、貴方を苦しめているのですか、光秀さま……?)
彼の心の世界が、自分の心象風景が崩れていく音を感じる。
此処は、夢見た世界に到るための途中の風景?
それとも、此処が、あの日求めたはずの場所?
……もう、なにもわからない。
思考を放棄した頭に付き合うのを止め、泥血の海に膝を付いている恋人のそばへ歩み寄った。
「光秀さま……」
その震える身体を世界から覆い隠し守るように抱き篭める。
(嗚呼……、貴方はまだ、世界を諦めようとはしていないのですね)
私はもう、疲れました。
……そう、口には出さず呟いて、優しい背中を我が身へ引き寄せた。
―――アノコロ ワタシ ユメヲミテタノ
コノセカイハ バライロッテ……―――
(まだ、ユメ、見たいですか、光秀さま……)
血煙砂埃を纏って、それでも尚、どこか清い匂いのする射干玉の髪に鼻先を埋める。
寝ても覚めても悪夢ばかりのこの世界で、まだ美しく在ろうとする、この清廉なひとを、それでも私は、まもりたい……。
(いっそ、世界が壊れてしまったなら、もう少し上手に貴方が護れるのだろうけど……)
こんなに裏切られ苦しめられ、心を切り裂かれているというのに、貴方がまだ、世界を諦めていないから。
「…………」
降り出した雨の中、血臭から顔を背けるように、私は光秀さまの身体を強く抱き締めた。

⇒どうやって、どの方面から消化したものか、少し考えてしまいました
エルから行くか、PVから行くか、歌詞から直で行くか……、
散々悩んで、結局、悩んでいた間中、耳に流れていた音から描き起こされた画を書く事にしましたm(*_ _)m


☆半兵光
★Aristocrat's Symphony/Versailles

美しい月光の宴。
舞い踊る、麗しいひと。
「半兵衛殿」
艶のある美しい声で、彼が俺の名前を呼ぶ。
伸ばされた白い腕をとって、優しく微笑む彼に笑みを返した。
―――今夜、彼は、俺と同じ、高貴なる薔薇の民(吸血鬼)になる。
(……さあ、綺麗な血で染めてあげる)
甘美き耽美な闇へ、ようこそ。

⇒これ、真面目に設定を組んで書いたら、そこそこの小説が1本仕上がっちゃうな……、と思った段階で、サラッと、主に1番部分をさらって吸血鬼パロに仕立てることにしました
……それにしても、今更この曲の解釈を真剣にやらされる日が来るとは思わず。。、歌詞を引っ張り出してきて睨めっこしながら苦笑しちゃいました(´∀`)


☆コタ光
★運命Girl/Kis-My-Ft2

(……なんだ、この感覚は)
脳内に巻き起こる感情の旋風。
先程見た男の顔が、頭を離れない。
……確かに、近年稀に見るくらい妙に儚い美貌の持ち主だと思う。だが、あれくらいの美人なら、まだ他にも何かしら居そうなものだが……。
(アレは……、明智光秀、と言ったか)
「信じられないことをする」と、彼を攫った自分を恐ろしい剣幕で怒鳴りつけてきた。
その怒りで鮮やかに煌めく瞳が、今もはっきりと脳裏に描き起こせる。
何だかよく分からないが、あの目に、異様に興奮させられた自分がいるのだ。
だが、
「……どうして、だろうな?」
本当に、彼の言ではないが、自分でも、どうして攫ってしまったのか、よく分からないのだ。
単純に考えるなら、彼の何処かが気に入ってしまったのだろうけど、その「何処か」すらよく分からない。
でも、彼の事が気になりすぎて、ありとあらゆることが疎かになっている現状も、確かに事実ではあるのだ。
まあ、見事なまでに何事も手に付かない。
「訳が分からぬ」
軽く頭を振って、己自身を鼻で笑う。
だが……、
「あの男も、我と同じ感覚でいたら面白いな」
何もかもがよく分からないが、何だかよく分からないままに、そんなことを思った。

⇒いや……、どうして来ちゃったし、コレ。。。
む、難しすぎるだろ!!!
曲との完全一致は難易度高すぎるので、言葉尻を一つ二つ押さえる程度で書いてみました
でも!曲は可愛くて好きです♪
妹がジャニーズさんにハマっているので自然と私のウォークマンさんにもいろいろ入っているのですが、キスマイさんの曲は可愛いの多くて良いです(*´ー`)


☆親光
★WILD STARS/μ's

「さあ、行こうか、光秀」
「はい!元親殿!」
ふたり、手を取り合い、未来を見据える。
まだ、この関係は恋ではない、けど、
きっと……、この先、もっと深く大切なものになると、わかるから。
だから……。
隣合い、並んで、まだ見ぬ理想郷を目指す。
ふたりなら行けると、信じているから。
決して独り善がりではなく、この先の未来で描く景色は同じものであると、互いに思いあっているから。
―――迷いなく、その一歩を踏み出す。
ふたり、共に在る未来へ!

⇒なんて解釈の難しい曲を。。、と、ここに到るまででマックス悩んだ曲です
そして、結果、主に雰囲気をとってまとめた感じに……。。、もっと、精進します。。。


☆濃光
★TRAP/嵐

貴方ひとり我が物とするために、巧妙に張り巡らせた無数の罠。
気付いた時には既に、貴方は私の手の中。
義兄さま……、さあ、堕ちてきて?

⇒すっっごいカッコイイ曲なんですよね
ただ、歌詞をまじまじ見たのが初めてで……、こんなに強気な感じの内容だったのね、と
いろいろゴチャゴチャ考えはしたのですが、もうこれはシンプルに行ったほうがいいかな、と結局、超簡潔に仕上げることにしました


☆藤光
★繰り返し一粒/初音ミク

「……貴方は、嘘吐きですね、光秀」
愛している、そう微笑んだあの口で、彼は私を捨てた。
「彼の手の中で踊らされていた私は、さぞや滑稽だったのでしょうね」
一番大事な、彼と運命を共にするという選択肢すら与えてもらえずに、偽りの愛に舞い上がっていた私の、なんと馬鹿らしい事。
「なのに……」
それでもまだ、私は彼を愛しているのだ。
悲しいくらいに、……口惜しいくらいに。
「こんなに手酷く騙され裏切られても、私は君が好きなんだ、光秀……」
次々と入ってくる、光秀の周辺の状況。それを、どうすることもできない私。
『娘を、頼みます』……そんな足枷を付けられて、彼に都合の良いように扱われた。この苦しさは、誰なら理解ってくれるのだろう。
捨てられたからと彼から離れることも、ギリギリまでどうにかして側にいようと足掻くことも許されず、追い詰められ幽境へと落ちていく、恋人だと思っていたはずの男を想うことしかできない、私の口惜しさは―――。
「この気持ち……、君には理解らないんだろうね、光秀……」
枯れ果て、涙の一粒も零れない目で、私は、彼がいま生死の狭間を渡っているだろう地を睨んだ。

⇒ちょっと内容がズレてはきますが、まあ、この辺りが限界だろうかと思いながら書きました
……やっぱり、私は、何かしらの指示か仕掛けかがあって藤孝さんが光ちゃんの側に最後まで居られなかった説を推したいので。。、
……それにしても、久々に動かしたオリキャラの空気や喋り方が予想以上に取り戻すのが難しくて苦戦しました。。、おうふ。。、


お疲れさまでした\(^o^)/
⇒こちらこそ、お疲れ様でした!!
久しぶりにこのテの創作作業をして、大変でしたが楽しかったです!
さて、明日はウィークデイ、皆さま、また一週間がんばって参りませうね!!
ではでは、おやすみなさいませ、良い夜を。


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