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3776(第3部)

2時間半登山→4時間半山小屋休憩(1時間睡眠)→5時間半登山を経て

無事に誰一人欠けることなく頂上に着きました



時刻は4時すぎ、30分ほどご来光を待ちます


しかし、辺りは雲に包まれ始めました

4時半を過ぎても、太陽の姿は確認できません

雲の隙間から見える空は徐々に明るさを増していきます



そして……







雲の切れ間からご来光を拝むことができました



ただ、一瞬で隠れてしまい、そのまま雲の中に隠れてしまったため

めちゃくちゃ寒い……

それでも見ることができてよかったです



頂上の山小屋で豚汁(800円)を食べて体を暖めます

さて、前記事で気づいた人もいたかと思いますが

ここ10合目の高さは3750m

3776mにはあと少し足りません



つまり、最高峰はここではありません

ここから始まるのがお鉢めぐり

富士山の火口を回るように一周するものです

そしてその道中にある剣ヶ峰

そこが3776mの高さになります

そこまでは約1時間



再び歩き始めて到着




ちゃんと最高峰にも行ってきましたよ

これで日本一高い場所に行ってまいりました



もう1時間ほど歩いて元の場所に戻り

時刻は8時ごろ

頂上の焼印を押してもらい

少し下山のために休憩を取ります


30分ほど仮眠を取り

9時半下山スタート



帰りは楽なもので

途中、走ったりできるほどです

走っていると小学生に対抗されました←

小学生は棒を片手に楽しくテーマソングを口ずさみながら

下山していました

彼は将来大きくなると思います←



帰りはたったの3時間半で下山が終わりました

以上、富士山レポでした



※今後行く予定or行きたい人へ

・靴と服はきちんと準備しましょう

安物でも構わないので、登山用の靴とレインスーツは買ったほうがいいです
これがあるのと無いのでは難易度が格段に違うと思います
現に、今筋肉痛がほとんどありません

・休憩は取りすぎるほどに

5〜8合目の休憩は多すぎるくらい取りましょう
ここで疲れると9〜10合目で体が持たなくなると思います
酸素が薄いので、自分の行動が倍以上になって帰ってきます

・寝不足は危険

これは身をもって体験しました
寝不足は仕方が無い部分もありますが
寝不足で運動をするということを常に心に刻んで行動したほうがいいと思います
でないと途中で倒れます




3776(第2部)

前記事の続き

睡眠時間1時間で再出発となった富士山登山の第2部

本日はご来光を目当てにここからひたすらのぼり始めます



ただ今、7合目途中で標高は2700mとちょっと

-2時(22時)に起床し、おにぎりを一つ食べて

‐1時半(22時半)に出発



これまでと違い、太陽はなくなったので道は真っ暗

当たり前ですが街灯なんてありません

ヘッドライトと懐中電灯の明かりを頼りに登っていきます



7合目から8合目は山小屋がたくさんありますが

そのつなぎはほぼ岩

2700m→3100m

真っ暗なので明かりで足場を見つけながら登っていきます

下ばかり見ているとルートが分からなくなるので

上も見ながら進まないといけません

友達の一人はライトが暗く使い物にならなくなったため

布陣を組んで歩いていきます

先頭:友達A(三度の富士登山経験者)

二番:友達B(ライトが暗い、初)

三番:彼女(初)

最後尾:自分(初)

山小屋を越えるたびに人が増えていき、少しずつ渋滞が生まれます



こうなると自分の好きなペースで休憩が取れなくなり

ペースを崩されます

そして酸素不足と寝不足が追い討ちをかけるので

このあたりからじわじわと精神を蝕んでいきます



それでも8合目について次は本8合目まで

3100m→3400m



さてさて少し豆知識を今回出てきた

8合目と本8合目、なんで二回も出てくんだよと思った方もいるでしょう


実は8合目というのは厳密に8合目ではないのです←

ここで言う8合目は7.1合目でして

小数点以下を切り上げて言うことになっています

6.3合目なら7合目、5.4合目なら6合目ということです

つまり本8合目が8.0合目ということです

以上、ちょっとした豆知識でした



本筋に話を戻しまして

本8合目を越えるとほとんどの山小屋を通過したため

渋滞がいっそう増えます



岩場をひたすら登り続ける本8合目から10合目

3400m→3750m



ここまで来ると寝不足はピークに

この時の時刻はもう2時前

山小屋から3時間ほど歩いてきています



もうあと少しだと自分に言い聞かせて

眠さと戦いながら

そして、高山病にならないように息を整えながら

岩場を登っていきます



下や上をみると登山者の明かりが列をなして

天の川のように見えます

天気がいいと空には綺麗に星が見えるのですが

残念ながら少し雲がかかっていて

綺麗には見えませんでした



そして、暗闇の中歩き続けること5時間半

ついに10合目、つまり頂上へと到着しました



最後は彼女と仲良く手をつないで鳥居をくぐりました

昼間とあわせて8時間

富士山を登りました



この時の時刻は4時

ご来光は4時半すぎの予定です


ご来光の見える場所に座って

極寒の中、待ちます



さあ、ご来光を拝むことはできるのでしょうか…

つづく



3776

ご無沙汰しておりましたgraterです

タイトルの数字だけで分かった方もいると思いますが

富士山です



富士山に登ってまいりました


今週の月曜から火曜にかけて登ってきました



メンバーは男友達二人と彼女の計4人です



月曜の朝、6時半に起床し

集合場所まで公共交通機関を使って2時間弱ほど

集合場所で合流し、9時に愛知県を出発

男友達二人の運転で東へと進んで

13時頃に富士山5合目付近に到着



凄い人で1時間程度待たされた後にようやく5合目に到着

ここはまだ観光地のように一般客などで賑わっていました

まだ半そで1枚でも大丈夫な気候です



そこで少しぶらぶらした後に準備をして

体も慣れてきた頃、14時40分に登山開始

場所は吉田ルート(山梨側)



5合目から6合目は、高低差はそれほど無く2300m→2390m

それでも標高は2000mを越えているので

少し坂を上るだけで息切れを起こします

数十mごとに休憩を取ってゆっくりと歩いていきます



1時間ほどで6合目到着

まだまだ体は元気ですが

弾丸登山は後で辛くなるのでゆっくりゆっくりと休憩を取りながら進みます



6合目から7合目は、坂道をずっと登っていく

2390m→2700m

まだ足場はしっかりとしています



ゆっくりと上がっていきながら7合目に到着

そこから少し登った山小屋に到着しました

今日はここで仮眠を取ります



この時、時刻は17時

夕食のカレーを食べて、再出発の準備をして

仮眠の準備を



僕と彼女は個室という名の二段ベッド(布団二つ)で

友達二人は大部屋と言う名の雑魚寝(二人で布団一つ)で

18時半頃にいざ仮眠



明日の起床時刻は、-2時


ああ、今日の22時だ



この後、全然寝れず、結局睡眠時間は1時間


寝不足のまま第二部がスタート……


続きは次の記事で







小説「sogno」第33話 −怪しげな商人D−

地面に倒れるテルと拗ねているアヤ。

「そうだな。まずはスッコジュース10本とエルバ草3つ貰えるかな?」

ショウは両手に持っていたものを地面に置いてゴウにそう話した。

「これ何?」

テルが倒れながら、ショウが置いたもののうちの1つの謎の球体を触りながらそう聞く。

「あぁ、これはフォレ・ビーの巣の一部だよ。」

ショウの説明にびくっとなり巣から離れ、急いで起き上がるテル。

「何してんの?」

「いや、だって蜂の巣って怖くね?」

テルがそう言うとショウは笑う。

「フォレ・ビーはいないよ、ソグノの蜂は大きすぎて巣の中に入らない。ただの貯蔵庫のようなものさ。」

ショウの説明にテルは安心していた。

「合計で290ユニタですわい。」

ショウは銀の硬貨を2枚と銅の硬貨を9枚渡した。

「あと、トラベラーバッグが欲しいんだけど、えっと二つ。」

「おうおう、分かりましたわい。」

そう言ってゴウが巨大なリュックの中をあさる。

「二人とも手ぶらじゃまずいだろ?必要最低限なものは自分で持ち歩いて貰うよ。」

ショウがそう言う後ろで、ゴウが様々なバッグを取り出す。

テルもアヤも初めてみるトラベラーバッグの豊富な種類に迷いながらもそれらを物色する。

その横ではゴウとショウが世間話をしながらいろいろと売り買いを続けていた。

結局、アヤは赤のウエストバッグを選び、テルは黒のショルダーバッグを選んだ。

「二人の代金は、これでどうかな?フォレ・ビーの巣。加工量込みでもなかなかの代物だと思うよ。」

そう言ってさっき持ってきたフォレ・ビーの巣をゴウに渡す。

「えぇ、いいですわい。この大きさなら釣りがでますわい。」

そう言って嬉しそうにゴウはフォレ・ビーの巣を受け取った。

「じゃあ、遅くなったけど今日の取引はこれで終わりだ。」

「まいどありですわい。」

そう言いながらゴウは荷物をまとめる。

「それではわいはこのままレグノ王国へと向かいますわい。」

そう言って再びリュックを背負うゴウ。

「え、でも夜は危ないんじゃ。」

テルがそう言うとゴウはにっこりと微笑み歩き出す。

「商売人Gトラベラーズを舐めてはいかんですわい。」

そう言い残し、笑顔で手を振るとゴウは森の中へと姿を消した。

「さてと、俺らも晩御飯の準備でも始めるか。」

ショウの言葉にテルとアヤも立ち上がり、晩御飯の準備を始めた。

小説「sogno」第32話 −怪しげな商人C−

「おやおや、こんなところに人がおりやすよ……」

突然の声に二人は平和な静寂を壊され、テルは咄嗟に銃を右手に持った。

すると山の洞窟の中からメガネをかけた細身で長身の男が姿を現した。

背中には自分の3倍の容量はあろうほどのリュックを背負っている。

「おーおー、そんな物騒なもん向けなさんな。」

謎の男はそういいながら火から少し離れた場所にリュックを置いた。

するとものすごい重量感のある音と振動が地面に響いた。

テルとアヤは警戒を解かずにその男を睨む。

「わいはGトラベラーズ会長のゴウというもんですわい。」

その男は笑顔を振りまきながら、名刺をテルとアヤに渡す。

そこには男が自己紹介した事と同じことが書かれていた。

「まあ簡単に言えば、移動ショップですわい。こうやって旅をしながらいろんな人に売ってまわってるんですわい。」

そう言って黙ったままの二人を圧倒しながら喋っていく。

「なんかお困りですかい? カップルが熱い夜をすごすには不向きすぎる場所ですわい。」

「なっ!?」

アヤが顔を真っ赤にしながらそう叫ぶ。

「いやいや……」

テルがそう困った表情を見せると、アヤは問答無用で思いっきりテルをぶん殴った。

もはや痛みに負け声も出せずにうずくまるテル。

「かっかっか、おもろいカップルですわい。」

ゴウがそう笑いながらリュックの中をあさる。

「カップルじゃないわよ!!」

アヤが思いっきり怒鳴った。

「おうおう、そんな怒鳴りなさんな。音に反応してクイールが集まってくるわい。」

ゴウが笑いながらそう答えるのでアヤは余計にイライラし、痛みが治まり顔を上げたテルをもう一度殴った。

「どぅお!!」

テルはもはや蹲ることも出来ず、そのまま仰向けに倒れた。

「まずはまずは、定番中の定番。これがなきゃ旅は始まらない、スッコジュース。治癒成分が多く含まれたスッコの実から作られたジュースですわい。味もなかなか美味ですぞい?」

ゴウがそう言いながらボトルに入れられたミックスジュースのようなものを見せびらかす。

「他には、これこれ、毒にあたった時はこのエルバ草。ちっと苦いが、効果は絶大ですわい。」

ゴウがそう笑顔で説明していくが、アヤは聞く耳を持たず、怒った顔で炎を眺めていた。

「おっと、いいところに。」

ショウの声が聞こえ、テルは起き上がる。

「おやおや、これはショウさん、モド街道以来ですわい。」

顔見知りなのかゴウとショウが挨拶を交わす。

「知ってるのか? ショウ。」

顔を腫らしたテルがショウにそう聞く。

「ああ、何度か旅の途中でお世話になってる。必要品がこういった場所で手に入るのは一人旅では助かるんだ。」

アヤはゴウを怒りの眼差しで睨んでいる。

「そんな怒りなさんなよ、お二人の熱い時間を邪魔したのは謝りますわい。」

「なっ……もう!」

アヤがまたテルに八つ当たりしたのを察知して、テルがアヤの腕を掴む。

「ちょっ……馬鹿!」

アヤは顔を赤くしながら、もう片方の手でテルを突き飛ばした。
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プロフィール
graterさんのプロフィール
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誕生日 2月28日
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