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『果つる日』

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「日暮れは、嫌いだ」
朱色の日輪王が、紺碧の星王に舞台を譲る空。
泣きそうな顔で呟く。
まるで、世界が終わるのではないか、と、不安がる翠児(みどりご)のよう。

苛(さいな)む。

全て忘れろ、と。
けれど
何も忘れる勿(な)、と。

「…君は、誰だ。」

走り去る夕陽

魔ヶ刻に 笑う影 。



胸を締め付ける聴こえない声が。



誰も、彼も、闇に隠す。

「日暮れは、嫌いだ…。」

そこにいるのに、分からない。

君が誰かが、分からない。



五色のベイルに隠して消える日輪王のように
在るはずなのに、眩む記憶が心を過(よぎ)る


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はるさん撮影の写真を拝見して、ふ、と
カロスがむずがるのを妄想した…。


夕方から『お別れ会』して泣きつかれて、朝のお見送りに起きられない…というパターンを 何回もやらかしている。
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