くじゃくのなみだ
Last Mission「永遠のキズナ」
2013.2.17
01:06
今さらですが感想です。
観ながら書くとまた号泣してしまいそうなので記憶を頼りに(笑)
話題:特命戦隊ゴーバスターズ
ヒロムはどうなるのか、
陣さんはどうなるのか、
エンターはどうなるのか、
終盤の予想以上の盛り上がりに涙腺が決壊してしまった状態で観た最終回の個人的な感想や、よそで見かけた解説を交えて書いていきます。
・陣の「本体」の前で繰り広げられる熱演に号泣。
いま思い出しても泣ける。
聞き分けのない子供のように泣く3人、それを厳しく熱く説得する陣。
4人の表情がとても印象的でした。
・エンターをヒロムと陣のもとへ行かせまいと戦う2人と4体のバディロイド。
このシーンが「バスターズ レディゴー!」の2番の歌詞とリンクしているというファンには嬉しい演出。
・陣の変化に気付く黒りんのシーン、一瞬なのにとても切ない…
・カードが消えた事に気付いたエンターの前に現れたゴーバスターズ。
エンターの揺さぶりに「要らないわ」と軽くあしらう陣がいい。
(ヒロムが生きるには陣が、陣が生きるにはエンターが、エンターが生きるにはヒロムが必要…というトライアングル状態が肉親のいないエンターにとっての「キズナ」だったのかなとおもったり)
・最終決戦。
人間は完璧じゃないから人間、
足りないから支えあう、
バックアップなんか無くても繋がっている
ヒロムの心の成長を感じる力強い言葉です。
・エンターをようやく倒した5人。
最後まで諦めずゴーバスターズの帰還を待ち望む黒りんとオペレーター2人の熱演と、陣のお別れにまた涙腺が…
(エンターが倒れた時の炎の中に彼の顔があること、ビートバスターの下半身が消えかけた状態を一瞬だけ映していたこと、帰還した時にJがジェンガをチラリと見ていた事は、ツイートなどで知りました)
・平和を取り戻した世界。
高校へ編入するヨーコ、夢だったエンジニアになれたリュウジ、森の管理人になったJ(ここに思いきり笑ったのに首のジェンガでまた涙…)
そしてヨーコの進学を祝うパーティーでは相変わらずニワトリにフリーズして姉にぶっ叩かれるヒロム、酔った?ゴリサキに絡まれるリュウジ、ミホとヨーコとウサダはまったり、黒りんの胸に飛び込むJ。
シーン変わって橋の上でニックから「これからどうするんだ?」と訪ねられたヒロムは「これから考える」という。
一見頼り無さそうなセリフですが、何にでもなれるんだというメッセージがあるようにも思えます。
映画などで後日談をやる時には新しいヒロムが見られると良いなぁ。
ニックに乗り、颯爽と橋を駆け抜けるヒロム。
これはED・キズナ〜ゴーバスターズのラストカットの再現でEND。
・バトンタッチではいきなり襲ってくるキョウリュウレッドに笑いました。
でもレッドバスターは上手くあしらいましたね(笑)
VSやってくれたらどうなるか、考えるだけでワクワク。
さて、
非現実的すぎる奇跡や「なんちゃって」と誤魔化さないゴーバスターズらしい内容でしたが、やはり子供には難しかったかなと思います。
私は初めて観た戦隊がジェットマンなのですが、例の最終回について当時の記憶は全くなく、約10年後にネットであらすじを読んだ時は衝撃を受けました。
(もしかしたら観てなかったのかも知れませんが)
ゴーバスもきっと今の子供たちが大きくなった時に「なるほど」と思って貰える作品になるんじゃないかな、と思っています。
新しい事をなかなか受け入れて貰いにくく苦戦したのは残念ですが、これからも戦隊シリーズには新しい挑戦を続けて(たまに懐かしい事もやって)欲しいです。
ゴーバスターズに携わった俳優、声優、スタッフの皆さん、有難うございました!
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