話題:性別

昔は女であることが嫌だった。
女に産まれたことを悔やんでもいた。
それは、父親が男の子を望んでいたから。
私に男の子の教育をしたから。
男の子の教育をしながら、家事手伝い、育児の手伝いまでさせる矛盾。
まあ今は矛盾ではないかもしれないが、私に女らしさを望まない教育をしながら、女であることを強調させる教育。
そして父は男尊女卑だ。
女の嫌なところを私にはさせないようにした。そう教育した。
泣くな。女を武器にするな。
でも社会人になるとわかる。
女は女を武器にした方が楽な生き方なんだよね。
でも私には、それが出来ないんだよね。
私自身が父の嫌った女性像を嫌ってるから。
でもね、父は、その一番嫌いな女性像の女性と結婚して子をもうけて家庭を作ったんだよね。
矛盾してる。
そして私を母と同じようにならないように育てたわけだ。
自立して生きろ。誰も信じるな。自分以外は敵と思え。人に頼るな。人に弱味を見せるな。泣くな。自分で全て解決しろ。
無茶苦茶だよね。
その無茶苦茶を信じて生きてきたんだよね、私は。
男に頼ってはいけないわけ。弱味を見せちゃいけないわけ。泣いちゃいけないわけ。
そりゃあ病気にもなるよね。
ストレス半端ないよね。
で今…わかっていても抜けだせきれないよね。
女らしい自分は嫌い。
かといって、私は男らしくはない。
もう中性でいたいよね。中性がいいよね。
恋愛みたいな感情も両性にあるしね。
男をてごめにしたいとかマジ考えてたりするしね。
ユニセックスな格好好きだしね。
ミニスカートも好きだけどさ。
そういえば、男性らしい教育するわりには着るものは女性らしい衣服ばかりだったよね。スカートオンリー。ズボン禁止。
さて、父は、いったい何がしたかったのだろうか?