話題:仕事の話

そろそろ私のお金も尽きかけ、病院代さえ危うくなった頃、私は死ぬ覚悟を決めていました。
死にたくはない、死にたくはないけれども、世間は冷たく厳しい…
このまま、病院にも行けなくなり、支払いも出来なくなり、人知れず餓死していくんだろうなぁ〜と思って…
長いようで短い人生だったなぁ〜と
息子に出会えて(正真正銘実の息子です)よかったなぁ〜と
死を覚悟しつつ、最後に残していたい…私の生きていた証を残していたい…
そう思いブログ(今はなきブログ)に書き連ねる日々…
そんなある日、主人がバイトを見つけてきました。
バイトですから、月給は安いものです。
月7万弱だったかなぁ…
それでも、また命は繋がりました。
病院にも…整形外科には行かなくなったけど(左足が治ったわけではない)…心療内科には続けて行けるようになりました。

主人は、くさっていた頃とは比べ物にならないほど、明るく精力的になりました。
しかし、バイトは半年しか続きませんでした。
雇い主からの、訳のわからない理由での突然解雇。家庭の事情を深く話さない奴は要らないそうです。そう主人に聞きました。
だけど主人は、それくらいでは、へこたれませんでした。
解雇宣言当日に、さっさと次のところに面接に行きました。主人が就職しました。
でもそこは…ブラック企業だったのです…
それでも主人は頑張りました。
途中で私は今の病院へと転院しました。
そして主人がブラック企業に就いてから2年が経過しました。
ところがまた訳のわからない理由で解雇されました。理由は主人が県外出張出来ないから。
でも、まだまだ主人もめげません。
再び解雇宣告当日に、サクッと面接、サクッと合格。
それが今の主人の通う会社です。
ホワイトです。頑張ったら頑張った分、お金が対価として支払われます。
そして、やっと平穏な日々が訪れたのです。
もう死を覚悟しなくていい日々が…