父からのメール。
ちゃんと返事して、無理なことは直ぐに分かってもらえた。
だけど、その返信に返ってきたメールで、少しダメージを受けてる。
そのメールが来た時点では、自分がダメージを受けたと全然気付かなかったけれど…そのたわいもない言葉が私の中で大きくなって、私を暗い闇に引きずり込もうとする。
別に私を責めている言葉ではない言葉なのに…

妹1が可哀想だったから…
それだけの言葉に私は困惑してる。
妹1は可哀想なのか?
何が可哀想なのか、私には分からない。
×3になったことが可哀想なのか?
国から保護を受けてることが可哀想なのか?
私には分からない。
まあでも、父が可哀想だと言うくらいだ。きっと可哀想な理由があるのだろうと思う。

だから、いろいろ考えたの。可哀想な理由。
私は今の妹1のことをよく知らないから、通常、私が可哀想だな〜と感じる、ありがちな話を。
でも…やっぱり可哀想だとは感じないんだよね。
離婚したのは、男を見る目がなかった妹1の自業自得。
たとえば鬱病になっていたとしたら…それが純粋な鬱病なら、真面目に3ヶ月薬を飲めば治る話だしねぇ…
それ以外の病気なら…あっでも、あまり可哀想だと感じたことはないなぁ…
『可哀想』だなんて、相手に失礼なこと思ったことないんだよね、基本的に。
頑張ってる人に対して、哀れみなんて失礼千万だから。

それでも…のし掛かる。
妹1が可哀想だという言葉が深く突き刺さる。
妹1を可哀想と思えない私は、ズレているのかな?
それともこれは、可哀想だと思ってもらえることに対する嫉妬なのだろうか?
まあでも…きっと、そんなに深くない言葉なんだよね…たぶん。
私には与えられることが無かった言葉だけれど…
その理由も、なんとなくは知っていて…別に欲しくもない言葉だけれど…
それでも、姉妹間の中にある格差を垣間見た気がして…
心がどんより曇っていって…重い。