君は一体何度、僕を裏切れば済むんだい?
何度、僕を利用したんだい?
あの話は嘘だったのかい?
あの態度は?
あの話は?
ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ
聞いてる?僕の話聞いてる?ねぇ答えてよ
ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ
答えてよ!僕の質問に答えてよ!
私は驚いた…
三人で遊ぶ約束してた場所に辿り着いたら、何処か刺されたのか血塗れのxxxxが
xxxに揺さぶられながら青白い顔してぐったりしてた。
ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ
僕があの子の事好きだっていったのにxxxxは僕に内緒であの子と付き合ってたの?ねぇ、その話は本当?ねぇってば!
それでもxxxxは動かないまま
私は怖くなり後退りした…
ドサ…
と、その時壁に寄りかかった反動で上の棚の本が落ちその音が部屋に響いた…
あれ〜?君、来てたんだ?
笑顔のまま振り向いたxxxは青白い顔の
xxxxを手放して代わりにソレで刺したであろうナイフを片手に私に向かって歩いてきた。
ねぇ?いつから俺を裏切ったの?
ねぇ?いつから二人は付き合ったの?
ねぇ?俺たち友達じゃなかったっけっ?
ねぇ?君も答えられないの?
ねぇねぇねぇねぇねぇってば!
xxxは最後、泣いてるような怒ってるような笑ってるような何とも言えない表情でナイフを私目掛けて振り落とした…
あっけなく、これが私の最期だった。
何度も何度も私は自身の病気に悩まされた
異変に気付いたの14歳の夏頃
何と言えば良いのだろう…
意識と身体がバラバラに動いて、その時から私は可笑しくなった。
恐怖でしかなかった。
すぐに親に訴えれば良かったが、親も親で私に構う環境ではなかった。
その頃から幻聴、被害妄想、日頃から襲う睡魔、常に脳は緊張し この感情を吐き出す手立てはなかった。
幻聴が聞こえるだなんて親には言えなかった。
此処には書けないが、とある出来事が落ち着いた頃に私は親にやっと訴えた
私を精神病院に連れてってくれ!
自身が可笑しい事には既に気付いてたが精神病に理解が無い両親にはこの事は却下された。
お前は可笑しくない!お前は普通だ!
この言葉を親から言われどうする事も出来ない私は言葉を鵜呑みにするしかありませんでした。
この頃まだ16〜17歳でしょうか
その時、もっと親に訴えかけておれば…
いえ、何でもありません…
過ぎ去った事にクヨクヨ悩んでたって今更どうしようもありません。
そして月日が流れ私は高校卒業しては直ぐに県外に行き、働きました。
騙し騙しで自身を偽り泣き叫ぶ心の声に
耳を傾けず自らムチを打ちながら働きました。
幻聴が聴こえても働きました
悪夢は毎日と見ました
無意識に異常な行動をとりました
常にフラッシュバックをしました
それでも相談する相手はいなくて、苦しくて辛くて泣きたくて死にたくて殺したくて様々な感情がゴチャゴチャになり混ざり合いました。
気付いたら周りは敵だらけになりました
私の異常な行動が原因で信頼、信用、社会的に必要な絆という物が既に無くなっていました。
そしてまた此処には書けませんが私は人として最低な行動にでました。いえ、その頃はもう生きる廃人と化してました
そしたら、同僚が…同僚が…
この事が原因で私の心にはぽっかり穴が空きました
後は此処まで読んで頂けたら分かるでしょうか?
県外から帰った私の行動に異常を感じた両親がやっとで精神病院に連れていきました。
病名 統合失調感情障害
私は今も治療中です。昔よりかはだいぶマシになりましたが未だにあの頃のがフラッシュバックします。
先生方にこの事を話しても貴方は病気だからしょうがない。と言われますが
あの時もし、私の症状に気付く大人がいれば…
父親がリストラされてなければ…
母が私の話に耳を傾けてくれれば…
そして、私自身がもっと周りに訴えかけて私一人だけでも病院に行けば…
いえ…
過ぎた事はもう遅いのです
でも、ただただ思うのです
あの時、私はいったいどうすれば良かったのでしょうか?
女は俺が注いだ酒をグッと飲み干した
なんて美味しいんでしょう…
こうやってお酒を呑んだのは久々です。
呑んではほのかに赤くなった女の顔に微かな色気を感じては俺は質問した。
で、貴方はこんな常連ばっかの小さな居酒屋に何故、一人で来たんだ?
顔見知りの連中ばっかの中、見知らぬ女がただ黙々と酒を呑んでる姿に興味が湧き、こうして声をかけたと言う訳だ。
女はポツリ、ポツリと今まで生きてきた経歴を話してくれた
30代前半ぐらいの歳の割には中々苦労している人生を歩んでいた
そして、さっきまで死に場所を探していたがフと目に止まったこの居酒屋でどうせなら大好きな酒をたらふく呑んでから死のうと思っていたらしい。
だが、呑んでる最中自身が仏教を拝んでる事に気付き死ねなくなったと。
仏教は自殺は最も重い罪らしい
死んでは成仏出来ないだと。
俺は掛ける言葉がなくなったからわざと明るい声で
良かったじゃねぇか死んだらいけない事に気付いて!生きてりゃ良い事もあるよ
と。
そしたら女は何か言いたげそうな顔をしたが、無理やり笑いながらこう言った。
他人の私の話を此処まで聴いて下さるなんてお節介なのかはたまた、明日この店で常連さん達にネタとして話すのか分かりませんが聴いて下さりありがとうございました。お陰で気持ちが少し軽くなりました。
でも…と女は独り言の様に話した
貴方は生きてれば良い事もあると言ってましたね?
良い事なんて一瞬。
後は一寸先は闇。この闇を掻い潜りながら後どれだけ生きれば良いんでしょう
所詮、この世は地獄だ。
俺も、酒を酌み交わしながらだから女の話はうろ覚えだが最後の一言が、やけに耳にこびり付いているんだ。
まやむさんへ
素敵な拍手コメントありがとうございます。
とても、勿体無いお言葉かけて下さって
いやはや嬉しい限りです。
不定期ですが今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
希望とか云々ではない!
私はある事をきっかけに頭がおかしくなりそうなんだ!
思い出したくないのに思い出してしまう
ああああああああああああああああああ
嫌だ!
皆が私の顔を怯えた様に見る
皆が私を影で笑ってる
皆が私の悪口を言っている
ああああああああああああああああああ
私が何をしたと言うんだ?!
何故こうなったんだ?!
もしお前らが私と同じ境遇になったら
今頃自殺してるか殺人者になってるか
どちらかだ!
それぐらい…それぐらいしんどい思いしてきて結局はコレか…
そうやって彼女は泣き崩れた
嗚咽を漏らしながら丸くなりながら
私は彼女に寄り添い抱きしめながら
大丈夫だよ大丈夫だよ
と
慰めるしかなかった。
ただただ慰めるしかなかった
ゴメンね…
私は何故彼女が此処まで取り乱す理由は分からないがただ、ただ謝るしかなった
彼女には全てが嘘に見えて嘘に聞こえて
彼女を攻撃する世界に閉じ込められているのだろう。
私がちゃんとしなければ
私がこの子を繋ぎとめていなければ
私が…。