くさまくら
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2009/1/15 Thu 21:44
40年の隔たり

「東大落城」について、
昨日のテレビ番組なんですが、
感想でも書いとこうかな…


まず自分、そんなに
学生運動とか安田講堂事件のこととか
そういうのにあんまり
詳しくなかったんですよね
両親に聞いても、
親自信もまだ
小中学生そこらで、
いまひとつピンと来なくて…。

実際に東大に行きもしたんですが、
すごく落ち着いた綺麗なところでした
安田講堂も見たんですが、
普通の建物といった感じで。

京大にも行くことがありましたが、
むしろ、京大の方が
立て看板がたくさんあって、
運動が盛んそうでした
(ちょうどその時期に逮捕者がいたのか、釈放を求める内容とか、条約についての意見内容とかでした)

そんな中で、「東大落城」のドラマは
衝撃的でした
学生運動が、当時あんなに
活発で、激しいものだとは知りませんでした
それに、東大っていう、
一種のブランドのイメージを壊す
学生の考え方や行動力
機動隊が導入されても、
一日以上安田講堂に立て篭もっていた、
その事に、本当に驚かされました

テレビ映像の利点で、
40年前の出来事が分かりやすく、
リアルに感じることが出来たと思います

ベトナム戦争や、日米安保、
当時の学生が行動するには
充分な理由だったんでしょうか…

あと
大学構内を占拠するやり方の
良し悪しは別として、
自分達の意思・主張を
表現しようとする姿勢の純粋さと
当時の学生の政治的関心の高さに
びっくりしました


高度経済成長を経ての40年、
歴史の教科書の教えでは
日本という国は豊かになったようです
GDPはアメリカに次いで、
世界第二位の位置につきました


だけど今の自分達若者は
無気力・無関心・無感動と
言われます

物質主義になっているとも言われます

餓死する人もいる中で
日本は飽食の国です


イスラエルはガザ地区を攻撃しています

景気が悪化して、
雇用問題が噴出しています

40年前の学生が、
「今」を学生として生きていたら、
その人達はどんな行動とったのでしょうか




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