FX投資により得られた利益は課税の対象ですから確定申告が必要ですが、年間を通して利益を出せなかったケースではしなくてもよいです。


しかし、FX投資を続けようと考えているなら利益がなかった場合でも確定申告をしておいた方がいいでしょう。


確定申告をすれば、損失の繰越控除が使えるので最長で3年間、損益を通算することができます。


FX投資をやってみる前に、所有する通貨数を決めておくというのも不可欠です。


所有する通貨の量をあらかじめ決めておき、もっと上のポジションは所有しないようにして下さい。


このようにすることで、勝った際にも利益は下がりますが、損もしづらくなります。


どの位の金額を最初に用意しておけばFX投資が始められるのかは、FX業者にまず口座を作りますが、その時かあるいは取引を行なう時に最低証拠金が必要になるので、たくさんあるFX業者の中でどの業者を利用するかによって異なった金額となります。


その最低証拠金ですが業者によっては100円だったり5万円だったりもします。


もう一つ、最小取引単位の数字も業者により違い、1000通貨にしているところもありますしその10倍の10000通貨の業者もありまして、FX投資を始めたばかりという人は1000通貨単位の取引から始めると大きな危険を冒さなくて済みそうです。


株式投資とは違い24時間いつでも取引を行えるのはFX投資の数多いメリットの一つですが、ただそれでも為替相場が活発に動く時間も存在します。


それはニューヨークとロンドンという二大市場が開いている時間で、これらの市場は世界で取引の中心ですから、日本の時間にすると21時頃から午前2時のあたりによく相場が動いて取引しやすくなります。


それから、経済指標の値も相場を動かす要因になり特にアメリカの雇用統計や各国GDP、政策金利などが発表されると相場に大きな変動が起こることもあり、気を付けておかなければなりません。


重要な経済指標の発表日は知っておくべきでしょう。


FX投資で獲得した利益には税金が生じるのでしょうか?FX投資で発生した利益は税制上、「雑所得」の内訳になります。


年間の雑所得の合計が20万円より下回っていれば、税金は発生しません。


けれど、雑所得の合計が20万円を上回った場合には、確定申告の手続きが必要です。


税金を払わずにいると申告漏れになってしまいますので、どうぞお気をつけください。