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日常風景I


「だりィ・・・」
「ん?昨日も激しかったのか」
「は?訳わかんネエし。“昨日も”って何だよ」
「はっきり言われたいのか?流石赤羽、羞恥プレイもお手の物だな」
「(クソッタレがっ・・・!!)人のことより自分はどうナんだよ」
「俺か?いやー教師なんて何処かの誰かさんが手が掛かって仕方ねえしな」
「(オレのせいって言いたいノか?)ンなコト言ってヤることヤってんだろ?」
「知りたいか?」
「ハッキリ言ってどうでも良い」
「詰まんねえなーお前から聞いてきたんだろ?最後まで聞き届けろよ」
「生憎、生徒会長様は暇じゃネエんだよ」
「ああ、部屋で愛しのダーリンが待ってるからな。早く帰らなきゃなんねえんだもんな」
「・・・ああ、ソうだな(ったく、面倒クセえな)」
「!!!赤羽がとうとうノロケてきやがった!こりゃ、明日は雪でも降るか?!」
「オイッ!」

「どうでもいいから、アンタたち仕事して下さい!!!」




ラストのIは、「オレにさわるな!!」から赤羽&尾花沢&天川でした。
初の三人出演。

最後を何で締めるかとても悩んだんですが、敢えて@と同じ作品にしてみました。
当サイト人気一位作品に相応しく、トリを飾ってもらったということで(*´ω`*)

今週末辺りにでも、まとめてサイトの方にアップしようと思います!



日常風景H

本日の更新

trust me 29

どんどん伏線が作られていきます。
全て回収するにはどのくらいの労力を要するのか(´д`|||)




「平和だ・・・」
「何一人で黄昏てるんだ?」
「わ!!尾花沢!!!帰ってきてたのかよ」
「たまには自室で過ごすのも良いかと思ってな。で、何が平和だって?」
「いや、まあ・・・」
「ああ、そうか。色々と大変そうだったもんな」
「うっ・・・その節は大変お世話になりました」
「ふーん。そう思ってんなら何かお礼でもしてもらえんのかなー」
「なっ!?」
「別になんでも良いぞ。それこそ、身体で払ってくれても、な」
「おまっ、尾花沢!!!」
「ハハハ、嘘だって。生憎そっちの方は不自由してねえからなー」
「・・・そうだろうな」
「まあ、古岡流恩返し、楽しみにしてるぞ」
「はあー・・・(嫌な奴から恩を買っちまったな)」



またもや攻め受けカップルじゃない。
でももしかしたらコイツらがカップルになる可能性もゼロでは・・・ない?


日常風景G

「何、見てるんだ?」
「ああ、桝田帰ってたのか。松田から借りた今人気急上昇のグラドルの写真集」
「ふーん。・・・そんなののどこがいいんだ?」
「はあ!?お前の目は節穴か!黒髪ストレートで腰まであるロングヘアー!化粧はすっぴんじゃねえかって言うほど薄く自然体!物腰は柔らかく、清楚系美人!なのにGカップもの巨乳ちゃん!!男ならこの子の可愛さを分からない筈ないだろう!!!」
「へえ・・・。智巳の好みのタイプは清楚系巨乳なのか」
「む・・・」
「でも確かこいつ、今日の芸能ニュースで年上イケメン俳優とスキャンダルが発覚してたぞ」
「なっ!?俺の天使が!?」
「こういう清楚被れの女の方が、案外裏で男と遊びまくってるよな」
「桝田・・・何か俺に恨みでもあるのか・・・?」
「ん?いや、別に。好きな男の女のタイプを聞いてムシャクシャした気分にはなってるがな」
「・・・・・・悪い・・・ってそれって俺のせいじゃねえだろ!!!


女好きの男に惚れてしまった報いを絶賛味わい中の桝田さんなのでした・・・。






日常風景F



「疑問なんだけど、千秋ってなんで秋汰の前でもああなんだ?」
「ああってなんだよ、ああって」
「いや、ほら、猫被りというか何というか・・・」
「猫被り・・・随分酷いこと言ってくれるじゃねえか」
「え、ちょっ、悪いって。そんな満面な笑みを浮かべて怒んなよ」
「まあ、いいけどよ」
「(ほっ)でも本当、不思議なんだけど何で兄弟の前でも本心を出してないんだよ」
「んー何ていうか。俺って小さい頃から病弱で、色々と大人に迷惑を掛けてきたんだよな。そのせいか他人の顔色を窺うのが癖になっちまってさ」
「それで、ああいう感じに?」
「多分そうなんだと思う。他人が俺に望むイメージ通りに振る舞うようになったんだ」
「・・・何で俺には違うんだ?」
「・・・・」
「ま、まさか気を使う価値もないってことか!?こいつなら顔色窺う必要ねえみたいな!?」
「はあー・・・(何で若干ずれてるかなー・・・。ここはそう普通、唯一心を許してるからとか思わねえかな・・・)」



この二人はどちらかというと千秋→→→←基な関係だと思う。
少し天然ボケが入っている基と、苦労性の千秋。
日常的には反対だけど、二人の関係になると立場が逆転する。


日常風景E

本日の更新

trust me 27



「そういや、司。お前ちゃんと学校に行ってんのか」
「あ?行ってるけど」
「本当か?何だか最近うちに入り浸りになってるみたいなようだが」
「そりゃ恋人同士なんだから、寸暇を惜しんで会いに来てるんだろうが」
「(勝手に作りやがった鍵を使ってな!)でも、家にも帰れよ?親も心配するだろう」
「ああ、大丈夫大丈夫。恋人の家にいるって知ってるから」
「ちょっと待て!!!それってもしかして俺の名前を社長に恋人として告げたってことか!?」
「落ち着けよ、和正。そんなことしてねえって」
「そうか、なら良いが・・・」
(俺が言わなくても、知ってやがったんだよなー親父)




和正の苦悩は続く・・・。
日常風景シリーズは10作品分書いたら短編集にまとめてアップしようと思っています。
あと、4回!
完結作品から選んでいこうかと思ってます。


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