こんにちは。
昨日は上野に有る美術館に行って来ました。

阿修羅像の公開が6月7日まででしたので、一目見よう!みたいな気分で。

ただ、その前日の金曜日。普通の平日なのに入館出来るまで90分待ちだと、行列に並んでいる友人が退屈しのぎにメールして来たことも有りまして、本当に見ようか止めようか迷っていたのですが、上野に着いて80分待ちの看板を見た時、諦めようかなぁ?なんて思いつつ、お付き合い下さっていたありえさんに『待てる?』と、訊いてみたら『待てる』とのお言葉に決心して、チケットを購入しました。

それから行列に加わって、他愛も無い話をして待ち時間をやり過ごし、いざ入館。

昨日は朝から雨が降っていたので傘持参だったのですが、館内に持ち込みNGだったので出入り口付近に傘を置き(その時は何で傘を置いていかなければならないのか、疑問だったんですが)入口から入ると、もう、人・人・人。

一応、入館規制されてはいるんですが、およそ美術観覧には程遠い空気と人の多さ。

それでも上階フロアに上がって、阿修羅像を目指します。

途中、八部衆像とかもありましたがじっくり見るなんてことも出来ず、歩きながら流し見。もう流し見の世界。

いくら見たくても、どの像にも人だかりなもんで歩くことしか出来ません(笑)。

更に奥へと進み、いよいよ阿修羅像だ〜! と、行ってみたら。

目の前に広がる異様な光景に、『…………』となりました。

今回の阿修羅展は阿修羅像を360度の角度で観ることが出来るのが、ウリの一つでも有ったようなのですが……。

中央部に阿修羅像が設置されていてその周りをぐるりと柵で囲み、その周囲を何重にも取り囲んだ人達で、おしくらまんじゅう状態だったんです。

360度観る為、円形の柵に沿って歩き進み、一周したらその輪の中から離脱するよう、スタッフが言っているのですが最前列にいる人たちも抜け出そうにも背後に何重にもなっ人間の輪が邪魔で、一苦労。

私もその輪の中に入りましたが、早々にありえさんとはぐれました。

通勤ラッシュの電車の中よりも酷い有り様。痴漢し放題。スリもし放題。

なんじゃ、こりゃ〜〜!! 酷過ぎだろ!?

と、文句言いつつ、前列に入り込めるチャンスを窺っていたのですが、あーいう時ってどこからともなくちゃっかり割り込んで来る輩って必ずいるんですよね。

割り込まれ、しかも自分よりも長身の男性だったりするもんだからイライラ。頑張って前の方に行こうども阻まれ、阿修羅像が全く見えん!!

そんな中でも「お一人様につき一周です。守って頂けない方をお客様同士指摘して下さって結構です」なんてこと言うスタッフ。

スタッフも数人、柵の周囲を回って動く最前列の中に入って、動かない人を急かすために後からグイグイ密着して押して来るんですよ。気付いた時「ウゲッ〜」な気分でした。

ちなみに私が最前列に入れなくてジタバタしていた頃、ありえさんが最前列にいる姿がハッキリ見えてまして、なるべく離れないようにしているのが精一杯(笑)。

苦労して何とか二列目まで辿り着いた時、私の前にいた年配のご婦人が『私は出るからあなた、入りなさい』と、私の腕を掴み物凄い力で最前列に引っ張ってくれました(笑)。

ようやく最前列に辿り着いたけど、もうその頃にはウンザリしてて早く輪の外に出たい気持ちの方が勝ってまして、阿修羅像の180度くらいしか観覧せず、ありえさんが輪から離脱すると同時に私も離脱しました。

出る時も手を上げて「出ま〜す!!」なんて声を張り上げないと、周囲の人間は避けてもくれません。尤も、避けるような隙間も無い程、皆がみんな見知らぬ人間と密着していたのですから、仕方無い。

強引に抜け出すと、空いた最前列を割れ先にと奪い合う人たちを尻眼に、脱出。


あれ、本当に設置の仕方が良くないなぁと、思いました。

周囲をロープ貼って通路作っておけば良いのに。とか、阿修羅像のところも規制しちゃえば良いのにとか、もう文句ブチブチ(笑)。

とにかくスタッフは少な過ぎ。

コミケスタッフの有能さがつくづく解りました。

で、阿修羅像ですが……神々しかったです。←感想それだけか


以下、レスです。

・透希ちゃん
・りゅうさん
・神田ユウ様