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引き続き4-U。

とうとう困ったちゃん小悪党こと松永久秀が主役の反逆の章をクリアしてしまいました。タイトルの血迷った感が自分でもすごい気になります。
絶対面白いから出来るとこなくなるまで残しておきたかったけど、どうしても小早川隆景の章が早くやりたかったんだ。
でも感想がまとまらなくて書くのに3日もかかってしまいました/(^^)\

松永久秀って名前、中の二文字だけ取ると「永久」になって縁起が良いですね。
でも私授業で松永弾正の方で覚えていたから、久秀ネームで出てくると今でも一瞬こんがらがる。
というか今でもクリスマスの弾正ってどの弾正だっけみたいになることが。
というか名前に「久」とか「秀」とか入ってる人多すぎて、久秀って松永だっけ仙石だっけみたいになることが…





!がっつりネタバレ




■ストーリー感想
This is the 悪役★
抜群の安定感ですwそしてこのノリに慣れきってる自分も恐いw

時の将軍を殺しーの主君を裏切りーのして自力で掴んだ己の人生だからこそ、あっさりと誰かに支配されたくなかったのかもしれない。
でも織田という強大な勢力を前にしては従う他なくて、だけど支配される自分が許せない。
自分の人生(運命)を信長ごとき若造に握られるくらいなら死んだ方がマシじゃボケ!
殺せ、許すなってそういうことなのかなあと。
意に反して許されすぎですもの。合計9許す(※私調べ)

どのキャラもみんな「世のため人(主・友・家族etc)のため」みたいな目的があって動いてるけど、松永さんはそういうのが特になくて、良くも悪くも自分のためだけに生きていたかった人なのかなあと。要するにキャラが際立ちすぎてる普通の人。
何かのための理想を実現できない事を分かってるからなのかもしれない…とはクロニクルをやった後だから思うのかも。

イメージ的になんかやかましい信長って感じですw
やってきた事とか、松永さんを許してあげるところとか思い通りには死なせてあげないところとか、根本的なところで信長と松永さんは似た者同士なのかもしれない。
今までは信長が松永さんみたいな苛烈ポジションだったもんなあ。
だからなのか、度重なるいたずら謀反と「許す」の応酬が二人して遊んでるようにしか見えなかったです
個人的には信長様がかつて見たことないほど楽しそうで何よりでした。


●エンディング
松永「信長!来世でもまた見えようぞ!」
―ダイナマイト★ドーン
そして爆死。

最後はやっぱりこれ。松永弾正といえばこれ。うーん、凄くかっこいい。
最後の最後に信長を欺き自分の運命を取り戻した。
燃え盛る本能寺にはその笑い声が高々と響いていた。


毛利元就先生曰く、松永さんは信長を油断させるために最初から茶番を演じ続けていたらしいのですが、先生そういう夢のない補正は要らないです。
ここで、柳生にも「どれもチンケで古典的ないたずら」とバッサリ斬って捨てられた松永さんの”茶番”を振り返ってみます。

・信長に仕掛けた謀反&いたずら一覧表(イベント含む)

(1)信長が不在の間ピンクアフロ達を煽り乱を起こす
結果→信長登場により失敗(許す)

(2)事故を装って鐘を落とし閉じ込める
結果→見抜かれ逆に閉じ込められる(許す)

(3)長政を煽って信長を窮地に追い込む
結果→許す(殿を任されry

(4)爆薬の入った穴に信長を落とす(ロ●ハーかよww)
結果→許す(先導役をry
これってまさか自分で掘ったんですかねww

(5)信長の鉄砲を詰まらせ暴発させる
結果→許す(ry

全部に言えることは計画が物凄く杜撰。
裏切りとも呼べないような行為に命かけすぎです。
信長と松永さんじゃなかったら即刻打ち首ですね。

確かに茶番くさいですが、そこ言い切られたら、じゃあ最後なんで一緒に死んだんだって話になるじゃないですか。
だったらむしろ、信長を死なせる→光秀に罪をなすりつける(家族家臣もろとも口封じ済)→自分の運命取り戻してやっと自由に生きられる(完)or「これで天下は我輩のものだー!」(完)ってなる方がまとまると思うのですが。
だって!じゃないと松永さんの死因が「信長を欺く事に成功して有頂天になり油断してしまった事故死」になりかねないんですもの/(^^)\なんてこった
いくら松永さんが残念な悪役キャラだからってそんなのほんとに残念すぎる。

だもので私は、自分の死期くらい自分で決めたる、ついでにお前の運命も奪ったる、という方針だったのだと思うことにしました。
最後に信長と笑い合いながら斬り合い(よく考えたら狂気ですね…二人とも)そしてやっぱり「許す」
私なんとなく、この二人の間にはある種特殊な信頼関係が芽生えてたんじゃないかなと思います。
信長は中途半端じゃなく思いっきり叛ききる人間が出てくることを望んでて、松永さんにそれを見出したのかなと。
あいつなら何度でも絶対裏切ってくれる、みたいな。松永さんもなんだかんだですごい楽しそうでしたし(慣れたから何も思わなかったけどよく考えたら狂気ですね…二人とも)
だからこそ「来世でもまた見えようぞ!」なのかなと。
でも。
来世でまだやるつもりなのか、あの謀反許すごっこ。





■イベントとか
義輝「剣豪将軍たる予を討てるものなどいるわけが…」
―ダイナマイト★パス
義輝「え」
―将軍★ドカーン
松永「これで天下は我輩のものだー!」
―魔王★登場
松永「あ…?」
捕まる
―天下終了のお知らせ―

というノリがずっと続いて、松永さんだけはブレてなくて安心しました。

オープニングムービーの松永さん、酔っ払ってるのかと思った。
両腕を広げる場面なんて
♪絶え〜間ーなく〜注ぐ〜愛の名を〜
のGL●Yかとw
酔っ払いたちによる炎の中での生死をかけたカラオケ大会(×ダイナマイト→○マイク)
取り締まりに来た織田軍お巡りさんたち。
松永「我輩をさっさと殺せー!」(酔)
織田「はいはい、お父さん家どこ?許すから、今日はもう帰ろう。寺焼くまでお酒飲んだらダメだよー」
と、あのムービー1つでこんな妄想が展開される自分の脳内回路が恐ろしくなりました。


とうとう大っぴらに謀反を起こした時
信長「許す。タダで助かるのが嫌ならそのつまらぬ茶釜一個、代償に貰ってやる」
と平蜘蛛を要求
松永「だが断る」
―平蜘蛛★ドカーン

このムービーのニヤッとする松永さんが非常にかっこいい。そこいらのイケメン武将より遥かにかっこいいです。
でも私はつまらないことが気になってしまう質で…
火薬一杯詰めた茶釜を抱いて爆発したのに無傷でしかも生きてるとか、松永さんって実は無傷で有名なあの忠勝どころかフリ●ザ様(第1形態)も軽く越えてるかもしれない。戦闘力何万あるのだろう。




■ステージとか
・六条合戦
長政「やはり義兄上はすごい!」
光秀「さすが信長様」
松永「つまらん。実につまらん」
ごもっとも。周りにこんなんばっか居たら確かにつまらんだろうなあ。
そりゃー信長も許すわ。


・金ヶ崎撤退戦
松永「残りの者どももさっさと逃げるぞ。信長が死なぬなら有象無象はどうでもいい」
からの
松永「結局一人残らず逃がしてしまった」
優しいwwww


・長篠の戦い
ここから松永さんがいろんな意味で戦場でも面白くなりますw
実は戦の前に勝頼を煽っていたのですが、案の定意に反して武田軍は総崩れ。
武田の兵が捨て身の織田本陣突撃を敢行するも
松永「雑魚どもが!引っ込んでおれ。忠義面、虫酸が走る!」
とモノの30秒足らずで100人斬って本陣防衛に徹する松永さんって忠義だなあ(違)

さらに逃げる武田軍に
松永「愚か者共が…逃げるなら信長を討ってからにしろ」
松永さんじゃなかったら両方から命狙われる発言ですねw

しかし
信長「久秀、大儀。うぬのおかげで勝頼が戦を仕掛けてきた」
松永「ありがたき、幸せー(怒)」

信長様がほんと面白がってる。
私この松永さんの”幸せ”って言い方がツボにハマってずっと笑ってましたw


・本能寺の変
なんと!本能寺の変の首謀者は松永だった!というオチ。
光秀に謀反の罪を擦り付けて、信長を殺っちゃうぞという。
信長の救援に来た(というか松永さんが呼んだ)光秀を討ち取ったとき
松永「忠義を貫いた貴様に免じ、後世に伝えよう。明智光秀は…極悪な謀反人であったと!」
でらかっこええ。そこいらのイケメン(ry

あと本能寺のアレンジ曲がすごい好みです。お祭り騒ぎみたいでw
初回特典のサントラ見たら収録されてて、財布ピンチだったのに予約して良かったと改めて思いました\(^^)/
(その後1ヶ月くらいして近所のブッ●オフに普通に初回盤が並んでたの知った時は笑いましたけどね…)



■総括して
結局、何がしたかったんだとか考えたら負け。
きっと二人にしか分からない世界があるんでしょう。




やっぱり楽しかった/(^^)\
クリアしてしまったから今後の楽しみが減ってしまったw
裏切りキャラでありながら、松永さんだけは絶対に期待を裏切らないですね。
叛ききれぬかw