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:†猟奇舞踏的創作文的作詩†:




*ハロウィン企画の六作目になります。
*今回は流血と破滅的な狂気の肉料理。
*赤い靴に呪われ続けた少女の後日譚。
*そこに救済は無く広がる惨劇の舞台。



【:†フット/プリント/スプラッタ†:】
[狂気、或いは赤い靴の淑女と殺人舞踏]



『続きましては流血と狂気の譚です』
『グラニテの後は血の滴る肉料理を』

『これは狂気に囚われ呪われ続けた』
『赤い靴を履き踊り続けた者の化身』

『彼女は身に余るその破壊衝動から』
『破滅的な道を歩み続けるのでした』





『昔赤い靴履いていた女の子は』
『真っ赤に染まる淑女になった』

『彼女は自身に目障りなものや』
『気に入らないモノを踏み潰す』


其処らかしこに在る不愉快を
踏み潰して踏み砕いてワルツ

素足で心に踏み込んだのなら
素肌越しに潰れた悲鳴響かせ

ペタペタ這いずる生温い名残
真っ赤で綺麗な足跡出来るわ

醜悪で陰惨で狡猾で傲慢な形
完璧な程に歪んでいて醜いわ

(嗚呼、きっと祈りは届かない)
(神様なんて見向きもされない)

破壊行動なんてカテゴリーに
収まらない粗末な衝動でさえ

罪になるのでしょう滑稽だわ
器物破損と殺人の境界なんて

結局目に見えない暗黙の了解
耳障りな罵声の喉元を潰して

大衆の目も踏み付け黙らせて
踏み台にして見下しましょう

(嗚呼、もっと拍手を下さいな)
(神様なんて偶像は下らないな)

道を踏み外した人間の末路は
いつだって相場が決まってる

良識から原罪へと踏み切って
世界すら踏み敷いて均すだけ

躍り踊って赤い靴踏み鳴らす
生きる苦痛を他人へと埋めて

呪われた赤の化身は狂い咲き
罪禍の韻を踏み続け踊り舞う


『昔赤い靴履いていた女の子は』
『今では真っ赤な災禍になった』

『呪われた魂は未だに暗い夜を』
『彷徨いながら罪を踏み重ねる』





『目の前に聳え立ちはだかる障壁を』
『邪魔だと消去するのは乱暴ですが』

『解決策の一つに相違御座いません』
『そしてそれを切望するもまた然り』

『自己証明の為に一線を越えて舞う』
『狂い咲く様は原罪の形にも似通う』





話題:☆ハロウィーン★2013☆


はい。皆様こんにちは♪
暑くなったり寒くなったりと忙しい日が続いていて若干ダウン気味燈乃さんです←

皆様風邪にはお気を付けて下さいませ!!

今回はハロウィン企画の六幕目(或いは肉料理)です。コースに沿うならばヴィアンドゥです。血の滴る肉料理……と言っても、レアな肉料理ではありません。血肉を詰めたブラッドソーセージに近い料理です。赤を通り越して黒いです。真っ黒な狂気染みた罪の味をどうぞ御堪能下さい(笑)

改めて思うのですが、『小腸に肉を詰め込む』と言う字面だけでも、ソーセージって中々に狂気めいた響きがありますよね←

材料は血をメインにしていますが、何かの番組でブラッドソーセージに豚の心臓か何かを一緒に詰めていたのを思い出しました。食材を無駄にしない感謝の心と言うか。生きる為の本能としての悪食と言うか。
こと食事に於ける人間の適応力は、他の追随すら歯牙にも掛けない感じですよね。

さて。前置きが長くなりましたが、今回の題材は『狂気』です。もう一つのメインディッシュの『動機』とは対をなします。
魚料理(殺人鬼)と肉料理(破壊者)とで、目的と手段が逆になっている感じですね。

『消す為に壊す』。『壊す為に消す』。
前者が精神的なモノを指すならば、後者は物理的なモノを指します。フルボッコ。

ちなみに。私の知っている『赤い靴』関連譚は童謡と童話とボカロ曲の三本から。
私の読んだ童話では、少女は自身の両足と引き換えに助かりますが、童謡とボカロはバッドエンドに近い内容だったかなと。

『踏む』と言う動詞をこんなに使ったのも始めてですが、まさかここまで背徳感満載で狂気染みた『踏む』になるとは(真顔)

『性悪説』って聞くと心がほんのり和みます。いい加減『開き直るか荒むかどちらかにしろ』と言われそうなので、ダークサイドに堕ちる前に退却しますっ!!(←脱走)



ではでは、今回はこの辺で☆



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