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:†夏空の下にて追悼を捧ぐ†:




こんなにも清々しい青空から。


地獄が降って来たのだと言う。


夏の日の。見た事の無い記憶。


語り継がれる声は次第に薄れ。


戦争を知らない。今の世代は。


きっと。その追憶を知らない。


平和とはほど遠い場所にいる。


誰かが笑っているその裏側で。


誰かが泣いていたのも知らず。


苦心と逆境の上澄みばかりを。


掬い上げては「綺麗」と言う。


現代に繋いで来た先達の魂を。


何度もこの地に立ち上がって。


悲劇から乗り越えて来た魂を。


一歩ずつ道を造って来た命を。


崩れ落ちたあの地獄の底から。


焼け爛れた忌むべき記憶から。


時計の針を進めて来た誇りを。


私はどんな形で返せるだろう。


どんな言葉で繋ぐのだろうか。


平和の灯火を。未来への日を。







写メ図解:夏色青空。ベランダにて。
(※絶望から漕ぎ着けた平和の擬似色)



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