*息苦しい世界からの脱却思想の噺。
*それは逃走本能か自殺衝動の狭間。
*目的が有っても無くても所詮は…。
【:†落下速度と破綻世界†:】
(とある傍観者と主観者の噺と)
(窒息してしまいそうな世界の)
きっと世界はあやふやなままで
ボクらの脳髄を融かしてくんだ
ダレにも望まれもしないまま虚で
生きていくことは無意味だろうか
破綻してしまった認識を
幾ら改めようとしたって
今更戻れるはずがないんだ
足元の影が鎖の音を立てた
結論から言い切ってしまえば
それは不確かなものだそうだ
そりゃそうさだってダレも未だ
何れも確かめずにいるんだろう
何が正しいだとか愛しいだとか
形にだってしたことがないだろ
そんな惰性で生きているのが
どうして恥ずかしくないのか
知っているなら教えておくれよ
ダレも彼もに分かるような音で
足元の鎖は未だ千切れないまま
こんなに飛びたいって願うのに
◇
きっと世界はデタラメなままで
ボクらの証明をぼかしてくんだ
ダレにも投げ出されたまま空で
呼吸をするのは無慈悲だろうか
破綻してしまった常識を
幾ら書き直したところで
今更変われるはずがないんだ
足元の血溜まりが音を立てた
極論から言い切ってしまえば
それは無機質なものだそうだ
そりゃそうさだってダレも未だ
何も始められずにいるんだろう
何が間違いだとか悲しいだとか
音にだってしたことがないだろ
そんな妥協で生きているのが
どうして愚かしくないのかを
知っているなら教えておくれよ
拡声器持って地の果てへ届けて
足元の血溜まりは未だ消えない
こんなに飛びたいって祈るのに
◇
鎖が切れた人間を羨むことは
さぞかし滑稽に見えるだろう
血溜まりが消えた人間を妬むことは
さぞかし不格好に見えることだろう
それでもこの破綻した世界じゃ
そう簡単には飛べやしないから
広げられた鉄柵の向こう側へと
影を引き擦って落下するくらい
(夢に見てたって良いじゃないか)
(この世界はあまりに窮屈過ぎる)
*
はい。皆様こんにちは♪
欧米では寒い時期に怖い話をするそうで、それに倣ってゆつべで稲川淳二さんの怖い話を聴きに行ったんです…が、【ホラーナイト2014】が削除されていて、それにガタブルしてしまいました燈乃さんです(長)
続き聴きたかったなぁと思ったら、別の動画で話の続きが聴けたので暫し(?ω?)な感覚に陥りました。ん。廻り合わせかな??
湖の釣り人の話と、建物取り壊し業者の話は怖かったですねぇ。魚に顔を食われ無いとか…死んでる自覚が無い人って怖い←
そう言う私もつい最近ですが、祖母から『仏壇の蝋燭を点けるマッチが無くなった』と、買い物を頼まれたその日に、後ろから声を掛けられたんですけどね。男の人の声で。振り向くと誰もいないと言う…はてさて。毎日祖母が蝋燭を点けて線香をあげているので、多分祖父辺りかなぁと思ったり(←※ちなみに仏壇は祖母宅在住です)。
姿形は見えない性質な私ですが、昔から声を掛けられる系の不思議は多いですね。
無意識或いは無心の時にポンと入ってくる感じ。周りの人に『呼んだ?』と訊いても『呼んでないよ』と返されたりとか。怖くはないけど不思議。小さい頃は沢山有ったような(笑)
この世に不思議なことは尽きませんね。
…さてさて。今回のテーマは『迷走』です。生きることに苦悩して迷走している感じです。死ぬことも怖い反面、憧れている二律背反を抱いている様な。そんな雰囲気を感じて頂けると幸いです。
生きるって、大変ですよね。柵(しがらみ)も一杯ですし。理不尽は絶えませんし。
痛いことも悲しいことも数多いですし。
自分の思い通りにならないなんて、当たり前みたいにその辺に転がっていますし。
大事なものを捨てたいと思ったり、大切なものでも面倒だと思ったり、全部を投げ出したいと思うのもまま有りますよね。
でも、生きるって、楽しいと思います。
楽しいと思えることが、面白いと思います。面白いと思える何かを探したり、何かに没頭出来ることは、とても大事なことだと思います。それがどんなに小さく細やかなことでも。生きるのも捨てたもんじゃないかなと思えたなら、見っけもんですね。
多分。生きるって、そんな感じ。
私にとっては、そんな感じですかね。
そんな今日この頃です。
皆さんはどうですか?
ではでは、今回はこの辺で☆
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