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奇跡以外ありえない







話題:思い出







今年も終わりが近付いてきて
このブログを時々読み返してみる。


特に、片想いだった時。


正直、菊池くんは私に懐いてくれていたけど
彼は結構誰にでもそんな感じで。


席まで話に来てくれたのも
決して私だけが特別だったわけじゃない。


彼にとって
特別深い意味はなかったってこと、
付き合って彼の事を知っていくうちに
しみじみと感じた。


彼にとって私が恋愛対象にはっきり変わったのは
きっと、私が彼をデートに誘ってから。


私の好意を、
隠すことなく彼に向けてから、かな。


だから本当に、
あの時頑張ったのは正解で、
告白のタイミングも
なかなかに絶妙だったんじゃないかなぁって、思う。




一度二人きりでデートをした後は、
一気に距離が縮まった。



初デートから告白までの間は順調すぎて、
詳しくブログに書いていなかったけれど。



頻繁にくるLINE。
付き合ってるみたいな甘い言葉。
二人きりで出掛ける次の約束。

次のデートの約束が少し先だったのだけど
菊池くんからは
「早く会いたいです」
なんて言ってもらえて。


提案したの。


「仕事終わりに会う?」


って。

私の車の中で。
二人きりで会うことに。

後部座席に乗り込んで
どきどきしながら会話したなぁ。


狭い密室の空間。
暗くて近い距離。


懐かしい…。



そうして毎日連絡を取り合って
告白の日がきたのです。



彼と二人でご飯を食べて。

だって、ね、
ご飯を待っている間
向かい合わせの彼が、私に手を伸ばして
私の手を触るの。


向かい合わせで握る手は
温かくて、付き合ってるの?って
私を錯覚させた。



だからもう、
この日、言うしかないって。


ぐだぐだ引っ張るのは嫌で。
今なら彼が私のことを好きでいてくれてると
なんとなく気付いていて。


触れる手も、甘えた口調も
会社で見せる彼とは違ったから。


先に引っ張ってぐだぐたして
彼の気持ちが遠ざかる前に。


伝えたいと思ったその日に、
私は車という密室空間で
彼に思いの丈をぶつけたの。



自分の気持ちを受け止めてもらえるって
本当に奇跡だ。


好きだと言って
「好き」だと返ってくる、
今の関係は奇跡で、当たり前なんかじゃない。




ブログを読み返していたら
懐かしい記憶が蘇って
どきどきしてしまったの。



まだまだこの先も
彼と一緒にいたい、
だから私は、彼を大切にしたい。


彼の幸せが、私の隣にありますように*











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