徒歩5分

今日もお空は快晴。お洗濯日和です。お庭の花も綺麗に咲いていたので、テーブルに飾りましょう。
いけない、忘れるところでした。あなたに朝の、ごあいさつ。急いで外にでて私はあなたを探します。
いたいた、いつものあの場所に。


「おはようございます。今日も空はきれいですね。もうすぐ冬がきます。土の中は、暖かいですか」


テーブルに飾ったものと同じ花をそっと、土の上におきました。あなたの眠りを妨げてはいけませんから。

今はどうだとしても、まだ私の中のあなたは腐敗してはいないのです



071007

「よく、似合ってるよ」


そう、言われたような気がした

不思議なほどモノクロな世界で
赤い赤い靴を履いて


さよならを告げに来ました。
これ、で、本当に最後です

モノクロな世界に身を置いて
前に進む足だけは、赤く赤く



お線香の香りは
何故だか妙に、心地良かったのです





061113

ここにいることを 隠さずに、伝えたい