会話だったり状況描写があったりです
□HAYATO
彼女を喰らいたい。綺麗な心をズタズタにして、思考をどろどろにして、骨の髄まで貪りたい。
「(ボク無しじゃ生きていけなくならないかにゃあ)」
そんな下衆な妄想をしながら、
「春〜歌ちゃんっ!」
「ひゃっ!は、HAYATO様!?」
彼は誰が見ても完璧な笑顔を浮かべていた。
□パレス組
※注意だよ!
・光→←春←セシ前提
・ミューちゃんのフルネームをメモしたいだけの内容
『セッシーがえげつないヤンデレなセシ+カミュ』
「カミュ、お願いがあります」
「ハッ、何故この俺が愚民の頼みなど…」
「『お願い』があります、……『クリスザード・R(ロンド)・カミュ』」
「……っ!!」
「お願いがあるのです、いいですか?」
「…それは、恐喝か…」
「NON、ワタシは恐喝なんてしない。信じてくれないなんて、カミュは酷いです」
「……白々しい…」
「ねぇカミュ、ワタシと取引しましょう」
「…内容にもよる」
「アナタの『目的』手伝います。だから、春歌を導くシリウスになって欲しい」
「導く…?何故俺がお前の恋人の子守りなどしなければならぬのだ」
「迷いやすい春歌を導く、それは子守りと違う。ここはミューズに愛された人間多く、彼らの『音』は春歌の中にあるミューズを震わせ、更なる音を紡がせる。素晴らしき音楽に巡り合うはワタシの喜び。……but、彼らに許すのは『音楽』だけ。春歌の『心』はワタシだけのもの。彼女はワタシだけのミューズ。……××××××××××××」
「…随分と、昏い目をするものだな。その目をあの女…七海は知らぬだろうな」
「知らないし、知る必要もない。春歌の前では、春歌に好かれる『愛島セシル』で在れば良い。春歌に好かれ、その心をワタシのモノにする為なら、ワタシはなんだって出来る」
「熱烈だな」
「それは当然。春歌はワタシに『愛』と『名前』をくれて、魂を焦がす『音楽』と『熱情』を教えてくれた。春歌への愛は山より高く、海より深い。それは誰にも侵されない至高の感情。ふふ、ワタシの春歌…愛しています」
春歌への愛を口にして笑うセシルの声は恍惚としていたが、その目は月のない夜より昏かった。
□愛島セシル
セシ「春歌」
春「なんですかセシルさん?」
セシ「契約解除のキスした相手は誰?」
春「それは…」
セシ「それは、誰ですか。My princess」
春「黙秘は…駄目ですか?」
セシ「愛しいアナタの願い、叶えてあげたい。だけど、今は駄目。答えて、春歌」
春「……あの、答えないと、いけませんか?」
セシ「YES.ワタシには知るケンリがある。答えて?My sweet heart」
春「その、月宮先生です」
セシ「ツキミヤ…、以前ワタシから、アナタを攫った人ですね」
春「……あの時は、わたしが不甲斐なかったばかりにご迷惑を掛けてすみません!」
セシ「NON.悪いのは、アナタの優しさに付け込んだ彼。春歌はなにも悪くない」
春「セシルさん…!」
セシ「……だけど、アナタの愛らしい唇に、彼が触れた事実は消えない」
春「ご、ごめんなさい…」
セシ「謝らないで、My princess。キスされたなら、消毒すればいい。春歌、キスの許可を」
春「………」
セシ「沈黙はリョウショウだと聞きました」
セシ「アナタの唇はワタシだけの、ワタシの唇はアナタだけのもの。これは違うことなき、永遠の誓い。アナタも、誓って?」
春「はい…」
□HAYA→春前提一ノ瀬兄弟
※注意だよ!
・HAYATOとトキヤは別人
・トキヤの口が超悪い
ハヤ「ねぇねぇトキヤー」
トキ「……なんですか」
ハヤ「僕今日お仕事で早乙女学園に行ったんだぁ」
トキ「知ってます。それがなんですか。後その口調は止めなさい、気色悪い」
ハヤ「僕の個性全否定!?トキヤの意地悪!」
トキ「要件のみ簡潔に述べてください。あなたと会話をすると、馬鹿が染る」
ハヤ「雑菌扱いっ!?」
トキ「……早く話しやがれください」
※養豚場の豚でも見るかのように冷たい目
ハヤ「…早乙女学園で見た可愛い女の子!その子のことが知りたいにゃあ」
トキ「……はあ、あなたはやはり馬鹿ですね。可愛い女の子?早乙女学園はアイドル養成学校。容姿の良い女生徒など、それこそ掃いて捨てるほどいるでしょう」
ハヤ「ぐ、ぐぬぅ…」
トキ「身体的特徴すら思い出せないなら、この話は終了です。さっさと寮から出て行って、芸能界に還ってください」
※汚物を見る目
ハヤ「…そんなこと言っても、僕はあの子が翔君と一緒にいて、ふわふわ〜としてて、桃色の髪が可愛いことしか知らないにゃあ」
トキ「翔と一緒にって…何故それを最初に言わないんですか、彼女は翔のパートナーの七海君です」
ハヤ「あの子、七海ちゃんっていうの!?顔もだけど名前まで可愛いなんて…うーん、なんだか欲しくなった!」
トキ「あなたという人は…。早乙女学園は恋愛禁止。発覚したら即刻退学ですし、そもそも私があなたのようなちゃらんぽらんを、彼女に近付けさせるとでも?」
ハヤ「男の嫉妬は醜いと思うよぉ?」
トキ「寝言は寝てから言いなさい。彼女は翔のパートナーであり、私の友人であり、才ある作曲家です。彼女の才能を潰す気なら、私が許しません」
ハヤ「トキヤの太鼓判かぁ。なんかますます欲しくなったにゃあ」
□来栖翔
・翔→春+トキ&レン
春「翔くん、ジュースを買ってきました!」
春「王子、掃除はわたしがやりますよ」
春「翔くん、日誌ならわたしが…」
翔「だーーーっ!!なんっだよお前!」
春「…王、子?」
翔「いいか、耳かっぽじってよーーーっく聞けよ。お前は、俺様の家来だ」
春「はい、わたしは翔くんの家来ですから、より過ごしやすいように、仕事を代わりにしたいんです!」
翔「そこ!そこがそもそも間違ってんだよ!!お前は俺の家来だけど、パシリだなんて、全然、全く、一っ言も言ってねぇ!大体、俺はお前をパシリだなんて思ってねぇし、どうせなら、……家来とかより、もっと進んだ関係、例えば……になりたいっていうか…って違ーーーう!!!……と・に・か・く!お前はもっと、俺に頼ったり、我儘言ったり、していいんだからな!…っていうか言え!俺達はさ、その、パートナー…だろ?」
春「………」
翔「返事しろ、返事っ!」
春「はいっ!」
トキ「青臭いですね」
レン「まあ、良いんじゃねぇの?あのおチビちゃんにしたら、頑張った方だ」
トキ「それもそうですか」
『青春万歳!』
□(蘭丸×)春歌←嶺二
『蘭春←ヤンデれいちゃん』
「こんなところにおいていくなんて、ランランってばホント……馬鹿な奴。…ねぇ春歌ちゃん、そんな無防備にしていると、ぼくが奪っちゃうよ?」
□寿嶺二
嶺「こ〜うはいちゃんっ」
春「はい、なんですか寿先輩?」
嶺「突然で悪いんだけど、ぼくちん後輩ちゃんの作った味噌汁が飲みたいなぁ」
春「味噌汁ですか?」
嶺「うん、味噌汁。後輩ちゃんの作った味噌汁…美味しいんだろうなぁ…」
春「えっと、先輩の舌に合うかは分かりませんが、明日で良かったらご馳走します」
嶺「本当!?れいちゃん感激っ!じゃあ、明日から毎日よろしくねっ?」
春「(毎日…?)はい、分かりました…?」
『つまり分かってないんです』