『日立 世界ふしぎ発見!』

火山の噴火で火山灰に埋もれた街、ポンペイ。世界ふしぎ発見でも何度か特集しているこの街ですが、去年、定説を覆す大発見があったそうで…。

ゲストに『テルマエ・ロマエ』の作者・ヤマザキマリさんを招くとは。

ポンペイはローマの都市です。2000年前に火山の噴火で火山灰に埋もれ、当時の街並みがタイムカプセルのように保存されました。石膏を流し込んだら人間の形になったというのも有名ですよね。その石膏像、保管されているんですよ…。
古代ローマということで、当時の豪華な暮らしぶりが発掘物からうかがえます。また、遠く離れた水源から巨大な水道を通して浴場まで水を運びました。水道のイメージを覆す天井の高さと広大な空間に建築技術の高さを見ました。どこもかしこも想像以上に綺麗に残っているんですね。

今回の大発見とは、今まで夏だと思われていた噴火の時期が、実は秋だったのではないか!?という説でした。
その根拠は、去年に出土した民家の壁に10月17日と記されていたことです。夏に噴火が起きていたなら書かれることの無かったはずのメモ…。背中がゾクゾクしました。
上流階級が夏にバカンスで訪れていた地で運悪く噴火に遭ったと思われていたのが、上流階級のために働いていた庶民が犠牲になったという説に変更になるのでしょうか?さらなる発掘が待たれます。