クオリディアの最終回、壱カナに嵌って転がりましたし、面白くなくはなかったのですが、一話視聴した段階ではもっと面白くなることを期待していたのに期待値を下回ったなあと。色々残念なアニメでした。

内容はキャラ厨とカプ厨大歓喜アニメでしたが、場面転換が下手であり、カタルシスがなく、尺の都合でシナリオ削っているのがはっきりわかるレベルだからか陣営を越えたキャラ同士の横の繋がりが希薄に感じられて、だから却ってキャラ萌えにも走りにくかったです。
悪い部分は作画だけではなく、いや作画も散々でしたが、統括的なシナリオ構成の人が一人別にいればなあと。一話完結の話ではないのに一話ごとに話のテンション違うと戸惑います。

むしろ一番の問題は、前日譚を読んだ人達によると、どうやら関連書籍を全て読まないと完全に理解出来ないらしいことです。書籍で補完というレベルですらないらしいとは、メディアミックスとして如何な物かと。
というか前日譚を読んだ人達から設定の齟齬や矛盾を指摘されているのがなんかもうアレです。


企画としては面白い試みだと思ったんですけどねー。各話ごとなら良かったのに、通して観ると歪でした。

もう中盤以降は精神バッキバキにされたいっちゃんさんの行く末を見守る気持ちで耐えましたし。
でも見守ったら後はどうでもよくなってしまいました。

十話からの視聴テンションは正直言って惰性でした(カナリアちゃんに困惑し、壱カナの関係に困惑していました。好きCPのイチャイチャシーンについていけないなんて初めてです)が、求得さんと愛離さんは良かったです。


追記で最終回ネタバレ。