ステータス

前回の二極真乃よりもボーカルが低く、ビジュアルが高いです。
正直あまり変わりません。

流行に殺された

シャニマス二百四十日目。

ラムネ色の覚悟がAランクフェスアイドルになりました。
優勝ならず。ボーカルが一位で自身の得意属性が三位の場合の動き方がわかりません。調べたら雑誌を使うと出て来ました。それ以外に何かありませんか?

ほわっとスマイルがBランクフェスアイドルになりました。
疲れているのか誤タップが多く、思い出Lv.が低いのに数回ほどボディタッチしていたらしくて大変でした。

一次創作小説「出逢い」L

剣戟が石造りの通路に反響する。篝火が二人の影をいくつにも増やしていた。
ケトルはこれまで実戦に出たことがなかった。村の中で剣の心得がある大人が暇な時に基礎を教えてもらっただけで、試合経験にも乏しい。
時間は心の臓が百回脈打つ程度しか経っていない。しかしケトルはまるで数時間戦い続けているような感覚に陥る。斬り合いは想像していたよりもずっと精神が疲弊していくものだった。

対し、見張りの男。剣の腕はケトルよりも上だろう。余裕すら感じる動きで細剣を振るい、ケトルを先に進ませようとしない。だが、こちらを極力傷付けずに事を終わらせようとする、手加減めいたものを感じる。ケトルの肩の傷を気遣っているのか、もうすぐ他の手勢が到着すると踏んでいるからか。これならば先程剣を投げ付けて来た少年の方が殺意に満ちていた。

そこに付け入る隙がある。

ケトルは踏み込む。あえて傷口のある方を前に。思った通り男の攻撃は少しだけ軌道を逸れる。それで充分だった。更に踏み込み、男の繰り出す剣を跳ね上げ、体勢が僅かに崩れたところに一撃。落ちて来た剣を蹴って石畳の上を滑らすと、丸腰になった男に剣を突き付けた。

 

「鉄格子の鍵が欲しい」

 

なるべく簡潔に要求を述べる。こういうのは相手に舐められないことが肝心だと思った。

男が懐から鍵の束を取り出し床に放る。ケトルは素早く解錠し、扉を開けた。

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