シャニマス六十四日目。
雨色の三峰をCランクフェスアイドルにしました。
あれだけノーマルコミュ連発しておいて思い出Lv.3になるとは思っていませんでした。ばしばし約束を入れてくれたおかげですが、第四シーズンの残り三週全部約束は勘弁ですよ。オーディション間に合わないので。結局オーディション中にプレイミスして予選敗退したので意味がなくなってしまいました。
もう少しフェス頑張ったらSR以上確定チケットを引き換えられるのですが、また控室だったら嫌ですねー。
アルストロメリアのイベントでプロデュースアイドルの千雪さんが欲しいです。それまでガシャは我慢、我慢…。
マイトは自分よりもずっと小柄なテロルの剣幕に押され、窓に背をつける体勢となっていた。
「ちょっ、テロルさん、ちょっと落ち着いて……」
両手で押し留めれば、テロルが数回の深呼吸の後に呆れの表情を作った。
「……あんた、いくら鈍感だって言っても流石にどうなの。ミーナがあんだけ恋する眼差しをしてるってーのに」
マイトには十代の少女の感情の機微など到底理解出来ない。だが、それでもテロルの意見は違うと思った。
「そうかなぁ。ミーナはケトルの方向は見ているかもしれないけど、ケトルのことなんか一切見ていないように僕は思ったよ」
「馬鹿馬鹿しい。そんなのあんたの感覚じゃない」
「うん。何の根拠もないよ」
一笑にふしていたテロルが、ふと真顔になる。
「あれ……? でも、そう考えると……?」
眉間に皺を寄せ、思案するように顎を撫でる。
「……まさか、そうなの……?」
彼女はぶつぶつと何事かを口の中で呟いていたが、おもむろに真剣な表情でマイトを見上げた。
「あんたそれケトルに言った?」
「言ってないよ」
「そう。絶対に言うんじゃないわよ、ミーナにもね。事態がややこしくなるから」
そこまで言うと、テロルは踵を返した。
「じゃあこの話はおしまい! 早起きしたからお腹空いちゃったわ。何か出して頂戴」
言うが早いか、テロルは髪を靡かせて一階の食堂へと下りて行く。マイトは一度だけ窓を振り替えると、テロルの後を追った。
ケトルの退室時の発言から、彼は薄々気付いているのではないかとも思ったが。マイトがそれを口にすることはなかった。
美しい朝焼けだけが、誰もいなくなった廊下を照らしている。
シャニマス六十三日目。
イベントポイントでSR以上確定チケットを引き換えました。
完凸済サポートアイドルが来ました。
悲しい。
ガシャから出て来るサポートSR全種類持っているようです。どうせならSSRが重なったら嬉しいのですが、無課金だから仕方がないとも思います。
シャニマス六十二日目。
進捗。
アルストロメリア全員編成でハードモードでがっちりアピールをあと二回。それでアルストロメリア編成のミッションはコンプリート。咲耶さんをダンス担当にしてなーちゃんをセンターにして思い出Lv.4で殴る方が火力が出ますね。リーダーは摩美々でバフ要員。
ところでイベントの度に摩美々を配布しているなどと以前ブログに書きましたが、放課後クライマックスガールズのイベントでちょこのサポートSSR追加してその直後のイベントでもちょこのサポートSSR追加するってのも大概ですよねー…。もはや新規アイドルに誰が来るのか予測がつきません。
樹里ちゃんは自分のサポートSR以外ではいつも冷や汗かいているような気が。
「テロルさん声が大きい!!」
宿泊客が起き出さないか慌てるマイトをよそに、サルファーが翼をはためかせて音を散らす。
「これでいくらテロルが騒ごうとも他には聞こえませんよ」
「……慣れてるね?」
マイトはサルファーの即応に冷や汗をかいていた。
テロルは掴み掛からんばかりの勢いである。
「せっかくあの鈍感が年下の少女からの好意を自覚したのにフラグぶち折ってくれてんじゃないわよー! あいつらの恋愛模様とかかなりどうでもいいし、ひたっすらめんどくさいからさっさとくっつくなりなんなりして欲しいのに! 余計なことを! あんたは!!」
「……え。ミーナってケトルが好きなのかい?」
「そーこーかーらー!?」