秋田禎信


再読。

ボルカンとドーチンを追って水の都へ。
四大都市とか、初めて読んだ当時の私の子供心は大変くすぐられたものです。

前巻で出番の少なかったマジクが妙な方向にキャラ立てを…。
この師弟関係、この頃はまだ平和でしたね…。今読み返すと。

深夜の通りすがりのカップルが妙に印象深いの何故なのでしょうか。
チューリップの鉢植え。水道やガス、ジーンズなど、既存のファンタジー世界と文明が明らかに異なっているのが今読んでも新鮮です。ファンタジー作品って大体中世ヨーロッパRPG風味が多いので。

当時のノリと言いますか、みんなわりと殴ったり蹴ったりしますね。今は「ドカッバキッ」みたいなのあんまり見かけなくなったような気がして、時代の推移を感じます。