冲方丁


再読。


  ダダダダダダダダダダダダダダ
「ご奉仕させて頂きますわよーっ!」

テロリストと戦う三人の少女達。
同軸シリーズの『オイレンシュピーゲル』と比べると少女達の関係は姉妹のようで、戦う相手に宗教が絡み、政治も絡み、しかしグロさは控えめで全体的にライトな読み応え。むしろ作者が頑張ってラノベの枠に収めようとしている印象さえ感じます。
このライト感の正体は冬真という巻き込まれる一般人の視点キャラがいるからのような気がします。
それでもこっちでは脳を取り出して兵器と一体化とかやっているんですが。