沼駿


ベルゼビュート編に入ってからのシリアスとギャグの配分とロジカルなバトル展開が本当に面白いです。マステマ編を経て更に話の作り方がこなれてきた印象がします。
マステマ編と敵味方逆転するのも面白いですし、あれだけおちゃらけている六柱がしっかり悪魔としての格を保っているのが個人的にポイント高いです。
ナッキーだって悪魔ですからね。サキュバスさんだと「ヒェッ…」ってなってしまうからあの話は出来ませんよ。

てっしーは後半包容力さえ感じました。そういう聖性と、ダイエットや女子力を気にする等身大の女子高生らしさが絶妙ですし正直羞恥に悶えるてっしーは可愛い。

ネビロスさんとの関係、幾度となく繰り返してきた因縁に決着。読み返すとサブタイトルの変遷がまた感慨深いです。
主人公は外道ですがライバルとの関係はむしろ正統な少年漫画的で、ちょいちょいそういう部分を見せてきますね。

描写の積み重ねが本当に上手いです。

唐突なドラえもんパロはスベッてたのに、トリコパロはそうでもないのが不思議でした。


恒例の質問コーナーでは作者の三國志への熱い思いが伝わってきました。
でも私は三國志わからない人なので、何が何だかさっぱりでした。