夕焼けが綺麗でした

今日は夕焼けが綺麗でした。太陽そのものは既に沈んでいたのですが、残された光が雲をオレンジに染め上げていて。周囲は黄昏色で、ささやかな虫の声と、家路を行く男子小学生達の姿がノスタルジーな気分にさせてくれました。これから本格的な夏ですね。

これが沼か

ちひろさんにハマり過ぎて日常生活(というか職場)に支障が出ています。辛いというか馬鹿だろ自分。
アニメ終わったらどうなるやら。

わりと人生楽しいです。職場は楽しくないです。

『封神裁判』読了

『封神裁判』
多宇部貞人


簡単に紹介するなら、バリバリ近代化した神界を舞台に、新米弁護神が奔走する!というお話です。

あらゆる神様の世界が混ざり合ったシュールな世界観、ブッ飛んでいて濃い神様達、最初から圧倒的不利な無理ゲー状態で始まる裁判。殺神事件から始まりますが決してシリアスになりすぎず、馬鹿馬鹿しいノリと勢いがあり、肩の力を抜いて読めました。法廷コメディというよりも、人情コメディ成分が強め?

『魔探偵×ホームズ』から読み始めた口ですが、買って良かったです。この作者さんは少年漫画とか好きそうな印象。


絵柄が好みなのは言わずもがなで、以下はネタバレしない程度に内容について語ります。


まずキャラクターが良かったです。
主人公フッキは普段へろへろして頼りない印象ですが、芯があって引かない、真っ直ぐな性格です。流石主人公、決めるべきところはボロボロになりながらも決めてくれます。皆を守るためにズタボロになる姿が格好いいです。ただ、カップ麺ばかりの食生活が凄く心配になります。
ヒロイン菊理姫は子犬系可愛い女神様です。サポートキャラとして滅茶苦茶有能。法律知識と聞き込み能力が素晴らしいです。性格は柔和で気立てが良く、何より気遣いができる、可愛らしい人…じゃなくて女神。そらイザナギさんだってシスコンになりますわ。


ストーリーは二転三転する裁判の内容が楽しいです。なんとなく着地点は見えるのに、どうやってたどり着くかがわからず、気になってページを捲る手が止まりませんでした。
時間も調査も足りないから、裁判はほぼ手探りで進めるしかありません。フッキ弁護神が本当にギリギリの綱渡り状態で、見ていてハラハラしました。これ、仮にゲームだったら説得コマンドを連打するしかないんじゃ…。


また、いろんな神様大集合な舞台なので、神話ネタが出るわ出るわ。この料理加減は個人的に好みかもしれません。
元の神話を知っていてもニヤリとできましたし、知らなくても、調べてみたらアレンジ具合に「そうくるか!」となりました。

神話ネタとはちょっと違うかもですが、ミロク弁護神のエア半跏思惟のポーズで一気に引き込まれたのがちょっと悔しいです。


そうそう、用語が世界観に合わせて置き換えられているのも楽しいです。

例えば地名。
新宿→神宿
霞ヶ関→神ヶ関
田園調布→神園調布
新木場→神木場
有楽町線→極楽町線(違和感無さすぎて一瞬気付かなかった)
地名じゃないけどこういうのも。
弁護士→弁護神
殺人→殺神
新幹線→神幹線


一点だけ、元の神話の扱いが気になる箇所がありました。
フォルセティ検事神とロキについてです。
作中では普通に会話していた二柱ですが、しかし元ネタたる北欧神話では、ロキはフォルセティの父バルドルを間接的に殺害するわけで、いわば仇で。その辺はどういう扱になっているのでしょうか。バルドルが死ぬとラグナロクが起こるから、この作品世界では存命と考えるのが妥当だとは思いますが…。
二巻目のタイトルに「ラグナロク」って入っているから、色々と考えてしまいます。
中途半端に知識があると変なこと気にして良くないですね!


総括としては、結構面白かったので、シリーズを追いかける予定です。
作者単位で追うのも検討中。


ところで神農様はいつ登場するんですかね?

作業中

気付いたら女性キャラの胸を増量して描いてしまう現象に名前を付けたいです。

突然の雨

ベンチで少し休憩していたら雨降ってきました。大粒です。空気が埃っぽいような、あるいは磯みたいなにおいがします。
折り畳み傘はありますが、歩くのが億劫になります。

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