祝!SOUL CATCHER(S)七巻&ノベライズ発売!


添付は横向きです。

繋がる表紙、かつてない人口密度!
個人的に刻阪がノリノリなのが大変ツボです。こういう表情もするんですよ彼は。土下埋まりとか、まだ刻阪のキャラわかんないですよ!
にしてもこいつらホント楽しそうだな!


七巻は、遂に内容が掲載誌に追いついてしまいました。
舞う桜編の続きです。星合先輩を物理的に掴み、川和先輩を起こし、全ての起点、管崎咲良に斬り込みます。彼らは何をどう間違ってきたのか?それが少しずつ語られ始めます。
まだ金管パートの全貌は掴めません。何をどうすれば解決するのかも。流石に序盤は過ぎたと思うのですが、今が中盤なのか佳境なのかもよくわからないです。金管攻略は本当に長い!四人同時攻略にしなくてもいいのにと思いました。
今思えば、天籟フェスあたりまでの生き急ぐが如きテンポが懐かしくもあります。元々はあのテンションに惹かれたのでした。つまらなくはないのですが、作品として何がしたいのかわからない為に自分の中で乗りきれない部分があります。
おっと、愚痴っぽくなってしまいました。アンチではなく一人のファンとしての意見ですが、気分を害されたなら申し訳ございません。
言い訳じみていますが、好きだからこそ苦言を言いたくなりました。

また、普通に感想を書こうにも、何だか書きにくいのです。なにしろ問題が現在進行形のため、ネタバレしないように感想を書くのは難しいです。
とりあえず金井淵先輩の過去編が面白かったです。キョクリス先輩のトロンボーンに対する解釈の違いも面白いです。

この続きは十二月発売のジャンプネクストです。
つまり七巻まで読んで続きが気になった人は十二月発売のジャンプネクストを買ってねってことですね!人にも勧めやすいですね!


ノベライズはピンナップに知らない人が数名…カラーだと更にわからないです。どこかに登場していましたっけ…?
内容を簡潔に言うと「本編では刹那(一話分)で過ぎ去った、合宿編の全貌が遂に明らかに――!?」という建前で極力オールキャラ出そうと頑張ってくれている話です。
漢字に変換していない箇所が気になりましたが、ジャンプのメイン読者だろう小学生をターゲットにしていると思えば許容範囲です。
時系列的には天籟フェスのあたりですが、一応ざっと七巻までの内容を知っていないとわからない箇所があるかもしれません。


これからソルキャがどういう展開になるか予想もつきませんが、下手に引き延ばすよりは、作者がやりたいように全力を出しきって描ききってくれたらと願います。
欲を言えば、また小説が出て、それが読めたら嬉しいです。

移籍の話は、最初はショックでした。でも、多いページで読めるようになって、週毎に打ち切りの恐怖に怯える必要もなくなって、結果的には良かったんじゃないかなと思いました。
(ジャンプの後ろの方が定位置化していましたし、だから打ち切られても仕方がないと思っていましたし、いつ打ち切られてもいいように常に心構えていましたし…)
それでもまだ読みたいから、円満終了を迎えて欲しいから、ネクストでも引き続きアンケートは出し続けます。

私はソルキャが好きです。だからステルスせずにマーケティングします。
真っ直ぐに頑張る主人公を応援し、こちらもまた勇気付けられたことがありました。登場人物の言動に励まされたこともありました。現実を忘れて笑えたこともありました。
誰もが常に全力な姿勢が好きです。時にそれが危うく映る時もありますが、皆で協力して乗り越える姿が描かれていて、眩しいです。
熱さと、若さ故のノリと勢い。これぞ青春と思います。
細かいこと気にせずに楽しみたい人には特にオススメしたい少年漫画です。
吹奏楽の知識が無くても楽めます。主人公だって素人で、だから一緒に覚えていく感覚があります。
ただしジャンプ漫画によくあるトンデモ系なので、過剰なまでの演出は「そういうもの」と割り切って楽しんで頂ければと思います。