作品の舞台と登場人物がバラバラで本筋も無いからとっちらかって散漫。
本編は一応フランの話になるのでしょうか。


以下、舞台の話。


作品世界には大陸がひとつだけ。あとは海と小さい島が無数。
その中でもしばしば舞台となるのは、フェンデルク王国にあるアルナーという田舎町か、ユリウスという交易都市。
フェンデルク王国は大陸の北の広大な土地を国土としています。自分でも何故か内陸国家と勘違いしていましたが、海に面しています。修正です。北側が海です。

アルナーは森を削った小さな町です。
おどろおどろしい森には魔物がいる、そんなおとぎ話的な不気味さを下敷きにしています。

ユリウスは山間にある東西交易の要所です。
山岳民族と遊牧民族に、東西南北からの人種が交ざり合う多民族の十字路。寛容を余儀なくされる都市。
考えれば考える程、ヨーロッパ風味ファンタジーというよりもむしろ、中央アジアの空気感になってきました。
あくまで雰囲気で、細かいことは考えていませんが、自分の中のイメージが膨らんだような気がします。