会話文「酒は呑んでも」

冒険者の酒場にて(夜更け)


ラツィ「今晩は……って……な、何やら御酒臭いですね……」

マイト「いらっしゃい、久しぶり。でも今日はもう店仕舞いだよ」

ラ「……見渡す限り累々たる屍の山なのですが、酒盛りでもしてました?」

マ「当たりー。大きな冒険から生還した記念とか言って、店中巻き込んでの大宴会になっちゃったんだよー。もーひどいのなんのって。あ、まだお酒残ってるけど飲む?」

ラ「い、いえ、僕、アルコールは……」

マ「ああ、下戸だっけ」

ラ「……むか。下戸じゃないですよ? 体質に合わないだけですってば。きっとそうです」

マ「それを下戸って言うんじゃないの? それに、大丈夫だよ〜。君が酔っ払って人生に汚点残すレベルの醜態晒したことなんかいちいち覚えている物好きなんかいない――ってなんで君、おもむろに椅子を振りかぶっているの!?」

ラ「いえ、ほんの少し記憶が吹っ飛ばないかな思いまして」

マ「あ痛ぁーー!!?」



マイトはいらんこと言っちゃう人。
ラツィはフランといる時とマイトといる時では微妙にテンションが違いますが、それは昔からのお互いを知っているが故の気安さがあるからです。ラツィ当人もテンションの違いに気付いていません。

落書き魔法使い

男性キャラのデザインの引き出しが少ないなあ…

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