首吊り日記


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03/01 20:36

[ 火の用心 ]





人が凄いと思ったら今日卒業式だったんだね。
お店が予約で満席の学生だらけ^^`


と書いてはみるものの、出勤時に紫の花のコサージュを鞄につけた男子学生とすれ違ったから、覚悟はしてました(笑)
私の時もそれだったからさ。女子高だったから違う学校で今年もあれなのかと思った。


高校とか思い出すだけで視界が回るんだけど^^;
自分の意志で進学しないの私だけだったから良くない目で見られてたし。

それでも私が卒業した時は、一体何を思っていたっけ?と
日記を遡り遡り、卒業式の日に書いた文章を読み返しみたのだが。

どうもその頃はバンドの事でバタバタしていて、卒業式の事は一切書かれて無かった(笑)
狂人さんに言われた事について凄く考え込んでたみたい。
足りないもの、云々。


覚悟をしたのがそのだいぶ後の、カフカのサポートとして出た初ライブの時だから、思えばこの頃って結構意志がふにゃふにゃしてた(笑)
このバンドで良いのか?とかさ。






そんな感じかな。


あ、帰りに火の用心回ってる人と通りすがったんだ。
懐かしいな、子供は1人しかいなかったけどまだ廃れてないんだね。
みんなは小さい頃回っただろうか?


私の頃は回りはしたんだけど、上の代から言葉がちゃんと継がれてなくて(笑)


確か、

『 火の用心、火の用心

 マッチ一本火事のもと
 寝る前バケツに水一杯

 お父さんタバコに気を付けて
 お母さんアイロンに気を付けて
 おじいさん焚き火に気を付けて
 おばあさんかまどに気を付けて

 火の用心、火の用心     』


だったかな?凄く曖昧…

みんなで途中で面倒になって、きゃあきゃあ騒ぎながらトンネル走って抜けたりして
大人組みにちゃんとやりなさい!って怒られたけどわからないものはわからないから
「火の用心」だけを永遠と真面目に繰り返したりしてさ(笑)
今考えると凄く絵になるわ(笑)








それで、いつも家の窓から顔を出して必ず、ご苦労さまって声かけてくれるおばあさんがいてね。
電気が点いてるのに窓が開かない日は
「今日どうしたのかな?具合悪いのかな?」とか、少し心配になったりして。


昔の人はこうやって地域の安全を守ってたんだなぁって
今になって思うわけです。


今なんて隣の部屋の住民が死んでたって気付かない世の中だしね。
実際私も隣の人が引っ越していなくなった事に一週間くらい気付かなかったし。



もう私の見える範囲じゃ、火の用心なんて完全に「伝統」と化しちゃったよね。





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