彼女はシャルが好きだった

CLAP-BKM

山と川に囲まれた私の住んでる街。一望できる所から眺めた時は、私ってあんなちっぽけな場所で何を悩んでるんだろう。こんなに世界は広いのに。あんな小さな街すぐに出て行ってやろう、好きに生きていいんだ、って強く感じた。けど街の中に入って家に帰って来た私は結局、粒でしかなかった。今いる所に埋もれるただの粒。お金や、親や、恐怖に行動も思考も制限される。動けなくて悶々としたままジクジクと腐ってく。こんなのが私って認めたくない。

18/10/11 06:24 Thu

-エムブロ-