以下
適当に
原発資料。
………………
メルトダウン
一般的に、
原子炉の冷却機能が失われて
核燃料が高温になり、
圧力容器底部に
全て溶け落ちた状態
を指す。
全炉心溶融。
高温になった燃料集合体は
約1800度で
周囲のジルコニウム合金製の被覆管が溶けて損傷が始まり、
約2800度で
内部の燃料ペレットが溶けだす。
経済産業省原子力安全・保安院が4月18日に示した定義によると、
これらが重力で炉心下部に落ちていく状態が「メルトダウン」で、
多量の場合は原子炉圧力容器の底を貫通することもあり得る。
(2011/05/15-22:39)
(
時事ドットコム:メルトダウン)
………………
炉心溶融(ろしんようゆう)、
コアメルト
(英語: core melt,
英語: core melting)
とは、
原子炉中の
核燃料体が
過熱し、
多くの燃料集合体が、
もしくはさらに
炉心を構成する制御棒等も含めて、
融解すること。
または、
燃料被覆管の破れなどの
炉心損傷により生じた
破片状の燃料が、
原子炉冷却材の冷却能力の喪失等により
高熱で融解すること[1]。
燃料溶融
(英語: fuel melt,
英語: fuel melting)。
重大な場合は、
放射性物質の外部への拡散を引き起こすこともある。
ここで、
炉心(英語: core)
というと、
ステンレスの円筒で燃料棒集合体や制御棒を包んでいる炉心シュラウドのような構造物や、
その外のお釜のような圧力容器を思い浮かべる人があるかもしれないが、
そうではなく
その中身、
すなわち
原子炉の中心におかれている燃料棒集合体、
あるいは
制御棒など周りのものも含めたもの
を指す言葉である。
炉心すべてが溶融した状態をフル(コア)メルト(full (core) melt)、
一部の場合パーシャル(コア)メルト(partial (core) melt)、
溶融した炉心の一部が隔壁から露出した状態をメルトスルー(melt through)、
放射性物質漏出の有無にかかわらず一部でも炉心が溶融した状態を(コア)メルトダウン((core) meltdown)
と呼ぶ。
(
炉心溶融 - Wikipedia)
………………
武田邦彦 (中部大学): 1号機と「メルトダウン」
………………
1 :名無しさん@涙目です。(京都府): 2011/05/15(日) 20:22:49.02 ID:IAXgVz6D0● ?BRZ(10715)
時事通信
----------
地震翌朝、全燃料落下か=炉心溶融の1号機−福島第1
福島第1原発事故で、東京電力は15日、炉心溶融が判明した1号機の原子炉圧力容器 内の燃料の大部分は、大震災発生翌朝の3月12日午前6時50分ごろ、底部に落下した と推定されると発表した。圧力容器下部に大規模な破損はないという。
また東電は、これまで原因がはっきりしなかった4号機原子炉建屋上部の大破について、 3号機原子炉で発生した水素が4号機と共通の排気管から4号機側に逆流し、爆発した可 能性があるとの見方を示した。
----------
www.jiji.com
【関連スレ】
東電の電源車69台、機能せず 地震直後の福島第1原発
hatsukari.2ch.net
日本政府、政府と東電の原発事故緊急対応は「妥当」だったとする報告書をIAEAに提出予定
hatsukari.2ch.net
(
1号機は12日朝(菅が視察していたころ)にメルトダウンしていた……など、東電が新事実を続々公表)
………………
震災翌朝、全燃料落下=1号機メルトダウン、東電解析−ベント「遅いか言えず」
時事通信 5月15日(日)19時4分配信
福島第1原発事故で、東京電力は15日、1号機原子炉で3月11日の東日本大震災発生直後に起きた
メルトダウン(全炉心溶融)の暫定解析結果を発表した。同日午後3時半ごろに津波で冷却機能を全部喪失したとみた場合、同7時半ごろ「空だき」状態となって
燃料の損傷が始まり、急速に溶融し圧力容器底部に落下。翌12日午前6時50分ごろには、
ほぼ全燃料が落下したとみられる。
消防ポンプで真水を注入し始めた12日午前5時50分ごろには、
圧力容器下部が損傷。格納容器への水漏れが起きたが、小規模にとどまった。真水の注入は午後2時50分ごろ止まり、直前の同2時半ごろに格納容器の圧力逃がし弁を開く「ベント」ができたが、同3時36分に水素爆発に至った。
松本純一原子力・立地本部長代理は記者会見で、当時の水位や温度などのデータ収集と作業員への聞き取り調査が進み、解析できたと説明。ベントや海水注入のタイミングが遅かったか現時点で言うことは難しく、今後検証されると述べた。
炉心最高温度は「空だき」で急上昇し、
11日午後9時ごろ、燃料ペレットが溶融する約2800度に達した。
約9時間の真水注入後、東電は12日午後8時に廃炉につながる海水注入に踏み切った。注水がもっと遅かった場合、圧力容器の底が壊れ、高温の溶融燃料が格納容器まで落ちた可能性があるという。その場合、水蒸気爆発などで大量の放射性物質が外部に放出される深刻な事態もあり得た。
(
震災翌朝、全燃料落下=1号機メルトダウン、東電解析−ベント「遅いか言えず」 (時事通信) - Yahoo!ニュース)
………………
福島第1原発:空だき状態10時間以上 燃料の溶融速く
東京電力福島第1原発1号機で、地震からわずか16時間後の3月12日早朝には、燃料の大部分が溶け落ちていた可能性が強まった。東電の解析によると、燃料の溶融は従来考えられていた以上の速度で進行。外部から冷却水を入れるため、弁を開いて炉内の圧力を下げる
「ベント」作業を始めた時には、炉内は既に水位が燃料の下端を下回る「空だき」状態で、燃料の大部分が溶融していたことになる。今後、ベントの作業や外からの注水のタイミングが適切だったかが問われることになりそうだ。
東電のこれまでの発表では、福島第1原発で原子炉が空だき状態になったのは2号機(14日)が最初。1号機は空だきになっていたことすら公表されていなかった。
今回の解析結果が正しければ、1号機の空だき状態は11日午後7時半ごろから、淡水の注入開始(12日午前5時50分ごろ)まで10時間以上続き、ベント開始はさらに5時間近く後になってからだったことになる。
小出裕章・京都大原子炉実験所助教は「電源喪失で原子炉が冷やせなくなれば、早い時期に炉心溶融に至ることは想定できていたはずだ。燃料の損傷が限定的だとしてきた東電の説明は完全に誤っていたことになる。データの公表も遅すぎる」と指摘する。
東電は今回の解析で「圧力容器の損傷は大規模ではない」と説明するが、小出助教は
「圧力容器は完全に破損し、溶けた燃料が格納容器の底に穴を開け、原子炉建屋の地下に大量の汚染水が漏れ出す原因になっている」と推定する。
吉川栄和・京都大名誉教授(原子炉安全工学)も
「溶融した燃料の一部は格納容器に落ちているだろう」と指摘、東電の解析に否定的な見解を示した。さらに
「燃料は格納容器のクラック(損傷部)から水と一緒に漏れている可能性もある」と述べ、地震の揺れや炉心溶融、水素爆発などさまざまな原因で格納容器が損傷している可能性を指摘した。
工程表への影響について吉川名誉教授は「初めに描いた絵と状況が異なり、収束までの時期は確実に延びるだろう。むき出しの燃料の回収は相当困難な作業になる。廃炉の工程にたどり着くのも難航するだろう」と厳しい見通しを示した。【酒造唯、八田浩輔】
(
福島第1原発:空だき状態10時間以上 燃料の溶融速く - 毎日jp(毎日新聞))