話題:他愛もない会話。

もうずーっと彼のことを考えてしまう。

ほんと、笑っちゃうくらい、彼にとってあたしはちょろい存在。

もう会うことないって思ってたのに。

彼はいとも簡単にあたしの思考をすべて奪ってく。

会いたい?って聞かれたら純粋な気持ちで会いたいっては言えない。

いろんな葛藤があるよ。

でもね。

2人で他愛もない会話をしていく中で。

付き合ってた頃の話をして。

あの時はどうだった、とかお互いの気持ちについて話したり。

もう、ほんと付き合ってた頃は、彼にとってもあたしにとっても過去でしかないんだなって。

思い知らされて。

さらっと、好きだったよ、って言えるようになって。

そこに今も忘れられない。って言いたくなるような感情はなくて。

けじめは一生つかないかもしれないけれど、やっぱりその都度その都度、かれがあたしにとってなんなのか確かめたい。

そんな風に思う。


ぶっちゃけ聞きたくない話もあった。

彼が、合コンで会った女の子と関係を持った、とか。

でも、自分がしたかったわけじゃないし、好きじゃなきゃやっぱり最後までできないね、って笑って。

つまり?あたしとできたのは好きだから?って考えてしまったり。

彼にとって、あたしはただの元カノなんだろうけど。

あたしはまだ消化できない。

長期休暇が取れたから、会いに行ってもいい?なんて。

会う友達はいっぱいいるはずなのにね。

その中でもあたしを選んでくれるのはなんでだろう。

やっぱり考えてしまう。

会って確かめたい。

確かめたところで前にも後ろにももう進めないのだけれど。

足踏みし続けることになっても。

彼が望むことはなんでもしてあげたい、って言ってたあたしがいるから。

もうちょっとその頃のあたしと、彼に付き合ってみよう。