のんくんは喫煙歴約10年の愛煙家でした。
私は煙草のニオイが大っ嫌いだったのですが…のんくんが好きという理由だけで不思議と2年間我慢できていました。
お付き合い当初、「あもこ、俺とおったら煙草くさくなるね、ごめん」「煙草やめてほしい？」って気にしてました。「体に悪いし、できればやめてほしいよ」って私は答えると、のんくんは「何回もやめようと思ったけどダメやった…俺、あもこに言われたこと何でもできるけど、ごめん煙草だけは…」って。
私はのんくんにたくさん甘えて、いい思いさせてもらってるから、せめて煙草だけは許してやろうと思ってました。のんくんは普段文句や不満とか、ネガティブなことは言わないから、のんくんにとって煙草はストレス発散なんだろうなぁと思ったの。そこまで奪っちゃ可哀想。
そう思ってたはずなのに、それから1年経つと、体の方が心配になってきました。私はのんくんに会う度、「いつ煙草やめるの？」ってちくちく言うようになりました。そんなうるさい私に、ある日のんくんは、「俺たぶん、あもこに“煙草辞めないと別れる”くらい言われんと辞めれんと思う…あもこがマジならそう言って」と言われました。私は冗談でも別れるなんて言葉使いたくなくて、言いませんでした。 その時、私はそんな言い方ズルいよ！と思ったけど、後々考えると、のんくんは本気で煙草をやめる覚悟を決めたかったのかな…。私の言葉をキッカケに、か、どうかは分からないけどね！笑
それから数ヶ月後、のんくんは約10年間毎日欠かさず吸い続けた煙草をキッパリやめました。
いつも通り、1週間ぶりに会ったら1本も吸わなくて…「え、あんなに無理って言ってたのにやめられたの？！」ってビックリすると、「やめたよー」って…。全くカッコつけずに、ゆるーく答えました…。
私は煙草吸ったことないから分からないけど、煙草吸わない！を私で例えると、お菓子食べない！レベルですよね。これってめちゃくちゃすごいことですよね(;_;)
禁煙初めの頃は、煙草吸ってた数分間をどう過ごせばいいのか分からなかったんだって(笑) 仕事中の休憩時間とか、まだこんなに時間ある…ってなったり。
さすがに飲み会では喫煙を許してあげました。のんくんは、飲み会の日に煙草を買って、飲み会終わって残った煙草は全部捨てて持ち帰らないって聞いて…えらすぎ泣ける(;_;)
のんくんが煙草をやめてくれて嬉しい反面、煙草吸ってる仕草が見られないことが少し寂しいです。凄く好きでした(*´-`) 煙草を持つ指とか、灰皿に伸ばした腕とか、私にかからないように外方向いて煙を吐く優しさとか、煙にしかめた表情とか、咥え煙草して私の髪の毛やパジャマを整えてくれるところとか…
でもやっぱり、やめてくれたことが何より嬉しいです。健康のためだろうけど、私は勝手に愛を感じてるからね〜(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 結局だらだら長くなったの巻！
追記はお返事です♪
