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海をみている。
波が近付いてくる。
さっきよりも
また近くなる。

海に呑まれたい。
海に帰りたい。

そう思うのはおかしなことでしょうか。


なにかに悩むと、海に来る。
モヤモヤしたり
むしゃくしゃしたり、
人との関わりが億劫になると、
海に来る。


海にいるときが一番落ち着くのです。
もちろん、私には泳ぐことができないけれど。

それでもいつかは、
海に潜ることができると良いな。


夢はシュノーケリング。
やってみたい。
父に言ったら
何言ってんだ、ダイビングだろって。
ダイビングもいいね。


今、いろいろなことが楽しい。
走ることも、友達と会うことも。
東京に行くと、いろんな考えの人がいて、
いろんなことを吸収することができる。
それがすごく楽しい。
自分の知らない世界が見れるから。


なにもかなしいことなんてない。
ないのに。
泣きたくなる。


海をみていると、泣きたくなる。


きっとこの涙も、
目の前の海に比べればなんてことはないから。
きっと、海がのみこんでくれるから。


生きるということをずっと考えてきた。
なんのために生きるのか。
なんのために死ぬのか。
なんのために遺されていくのか。

けれど、意味なんてないのかもしれないね。
意味なんてものは、ただの私たちの理由なんだろうね。


死なないよ。死にはしないよ。
あの子が生きてるから。
あの人が生きてるから。
これで死んでしまったら怒られちゃう。


あぁ、人が恋しい。
定期的におきる、この衝動。
誰かに甘えたくなる。

けれど現実には、誰も肩を貸してくれる人はいないのね。





海はキレイね。


右耳がきこえない。
まったく聞こえない、というわけじゃない。
何を言っているのかが、わからない。

右足がなくて、
右耳もきこえなくて、
そのうち右腕までなくなるんじゃないかと、
そんな馬鹿みたいなことを考える。


でも、私は右利きだから、
右腕がなくなるとしばらく困りそうだなぁ。

more..!

夜の空に


切りつけた君の腕にキスを落とした

急に離れていってしまう君を
捕まえるのに必死で
君の痛みを知りながら
君の体を傷付けた


ねぇ 愛してる
ねぇ、愛してよ


お願いだから
君のその手で私の首を締めて
でないと私はあなたを離せない

あの日みた星空は
もう私達を照らし出してはくれないんだね

暗闇の海に沈んでいく




もう一度、息をしたかった

無題



いつか、私があの星に紛れ込むことができたなら
いつか、私があの夜の空に飲み込まれることができたなら

私の大切な人は、私の眠りに笑みをこぼしてくれるだろうか

やっと終わったね、と束の間の休息を得てくれるだろうか



ああ、本当に
私の死はいつやってくるのだろう

暖かい波



そう遠くない未来
彼女は暖かい海の波にさらわれてしまう

彼女は言った
それが約束だから、と

少しずつ、少しずつ
波は押し寄せる
わずかに彼女の足元に触り
そしてまた消える

彼女は受け入れた
波にさらわれることを
受け入れた

どんなに私が引き止めても
彼女は自ら海へと身を沈めるだろう

私の涙は彼女と一緒に
波にさらわれていく

彼女は涙を流すだろうか
彼女は微笑むのだろうか

彼女を照らす月は
彼女を幸せにしてくれるだろうか



海に沈む最後の最後まで
私は彼女の手を握ろう

離してなんかやらないのだ




そして彼女が沈んだあとに
大粒の涙をこぼしてやる

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