君がいたあの日へ捧ぐ鎮魂歌 前編


 「一旦寝て直してからupします」と言い残してから幾日が過ぎ去りましたが皆さまお元気でしょうか。予告?何それおいしいの?状態の長谷川です。掌編更新するする詐欺でほんとにすみません……orz

 いやあのですね、言い訳させていただくと、何かこう文章が上手くまとまらなくて七転八倒悪戦苦闘しておりました。その途中息抜きで始めたエルネア王国というアプリゲーにものの見事にハマッてしまい、まあこのゲームの楽しいこと楽しいこと、ゲームの主人公の名前はだいたい「カミラ」か「ティノ」にする作者は今回も「カミラ」と名づけた赤髪の女主人公で王国でのスローライフを満喫しております。

 じゃなくて。

 ハイ、そんなわけで大変遅くなりましたが問題の掌編です。「問題の」というのは何も更新が遅れたことだけではなくて、未だかつてないほどの作者の自己満足の産物だという意味も含まれています。
 というのはこの掌編、関わってくるのは4章中盤。つまりまだまだ先のお話です。
 そんなもんを何故今アップするんだという話ですが、これを先に読むかあとに読むかで本編の印象がだいぶ違ってくるだろうなーという気がしたからです。なのでこちらの掌編を4章公開前に読まれるか公開後に読まれるか、はたまた一切無視するかは読者さまの采配にお任せいたします。

 どうして急にそんな話を書いたのかというと、実は先日小さなピアノコンサートに出席する機会がありました。そこで聴いたプロのソリストさんの演奏がまあとにかく素晴らしかったので、ピアノにまつわる話を書きたくなったという次第です。単純!

 なお4章未読の状態でこの先へ進むと、恐らく知らないキャラばかり出てきて混乱するかと思います。
 ですがそのまま頑張って読み進めていただくと、後半「ああなんだこいつか」となるはずなので頑張って下さい。この話の狙いは読者の混乱を招くことなので、大いに混乱していただけましたら嬉しいです。

 なお本文が1万字超えてしまったため前後編に記事を分割しております。