神のまにまに-6


 滑り込み更新!ヒーゼル短編第6話です。

 最近ヒーゼルがカルロスと出会ったときのエピソードを色々と妄想してます。
 ヒーゼルはたぶん17、8歳くらいでカルロスと対面したんじゃないかと思いますが、当時既にトゥルエノ騎士団の団長だったカルロスにぞんざいな口をきいたりして、周りから「相手は橙爵閣下(列侯国の爵位で三番目に偉い)だぞ!」と窘められても、
「トーシャクだか何だか知らないが、斬られれば死ぬだろ。つまり俺と同じで対等ってことだ。なのになんで下手に出る必要が?」
 とか抜かしてたんじゃないかと思います。とんだヤンチャボーイです。
 その頃に比べたらずいぶん丸くなったね、ヒーゼル……。

 なお今話はシリーズの核心につながる伏線回です。正直「何言ってんだこいつら?」状態ですがサラッと流していただけるととても助かります。

 最終話は明日投稿予定。