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入れ歯や差し歯と比べても利点の多いインプラント。

入れ歯や差し歯と比べても利点の多いインプラント。


しかし、この治療法も決して万能ではなく、制約もあるので覚えておきましょう。


それは何より、インプラント治療を受けることができないケースもあることです。


インプラント手術では、まず顎の骨に穴を開けて人工歯根を埋め込む必要があります。


なんらかの持病、例えば糖尿病や腎臓病、心臓病、高血圧などをお持ちの場合に加え、骨粗しょう症に罹患していたり、顎の骨がなくなったりしている場合にも、インプラントの利用が不可能と診断されるケースがあり得ます。


そのような場合は別の方法に頼るしかありません。


人工歯根を骨に埋め込むといっても、インプラントはインプラントが金属アレルギーで入れられないことはまずありません。


骨に埋入する部分はほとんどチタン製で、その上もセラミックや金などアレルギーを起こすことは極めてまれな素材を使って作られているためです。


インプラント治療に保険が適用されることはまずありません。


全額自費が当たり前のため、経済的負担は大きくなります。


ですから、不安を取り除くためにも、金属アレルギーを持つ患者さんは遅くとも手術の前までに、歯科医に確認しておくと一番良いでしょう。


がんばって終わらせたインプラント治療も、治療後も快適な状態を維持するために不断のケアが求められます。


毎日丁寧にブラッシングすることによる完璧なプラークコントロールが必要で、インプラントだけでない口腔内全体の様子を、定期的に診てもらうことが、インプラント維持のために必要です。


インプラント自体は人工歯ですが、普段のケアができなくなると歯周炎などの可能性があります。


皆さんがインプラント治療に取りかかる前、治療にかかる費用は気がかりでしょう。


実は、かかる費用は統一されておらず、歯科医院によって大きく異なります。


なぜなら、インプラントは保険適用外がほとんどで、費用を自由に決められるのが建前です。


それでも、相場はあると言えます。


歯一本分のインプラントで、40万円前後がおおよその相場と考えてください。


インプラント治療はかなりの技術を要するので、ある程度のリスクを伴う治療です。


失敗するとどうなるかと言えば、人工歯根や上部体(義歯)の脱落、使用中の破損などの人工歯そのものに関わる失敗、細菌感染やアレルギー等によってあごの骨が腫れる、痛むといった身体的問題、手術によって、あるいは術後の炎症によってあごのラインが変わってしまうといった見た目を損なってしまう問題もあります。


失敗の可能性を少しでも下げるために歯科医はともかく慎重に決めてください。
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