誰が為に君は歌う
prof

09/08 19:19
体罰。

話題:学校体罰


もうこの話題が増え始めてどれほどになるでしょうか。
今の時代、そりゃ教師の方もストレスや鬱憤は溜まるでしょう。

私達医療従事者だってそうですよ。
三交替制でかなり教師の方よりはハードで不規則な生活を送らざるを得ない状況です。
そういった中で医療従事者が患者様に対して起こす事件もちらほらありますが・・・

それを上回るのが学校での体罰。


子供に手を上げて心が苦しくならないのか、と思います。
良心の呵責に苛まれたりはしないのかと。


子供が悪いことをしたり言うことを聞かなかったから、態度が気に食わないからと言ってすぐに手を上げるのはどうにも腑に落ちない。
しっかりと向き合って目を見て時間をかけてでも話し合えば自ずと子供だって先生の真剣さと愛情を感じ取るものです。


それが出来ずにカッとなってすぐに手を上げれば、その体罰を受けた子だけでなく、もしかしたら周りで目撃した子供達までもが萎縮してしまうかもしれない。学校に来ることが怖くなって、教師や大人への不信感を持ってしまうかもしれない。


子供にとってやはり大人は自分達より「大きい」存在です。
罵声一つで怯えてしまう子もいれば、殴られて怯える子もいる。
学校においての保護者であるべき教育者達が、守るべき生徒達に手を上げる、この残酷さは何という現実でしょうか。


平手打ち、髪を掴む、蹴り飛ばす、殴り付ける。


そういった行為は絶対にどんな場所であっても弱者には特に向けてはならない行為。
子供、高齢者、女性…そういった存在はとりわけ体力的には大人の男性には敵う訳がないのですから。


教育現場で体罰行為が行われることも、家庭での虐待やネグレクトも全て受ける人たちを傷つけ脅かすものでしかないのです。


手を上げてしまいそうになる前に、ちゃんと話をしてあげてください。
根気強く、粘り強く。
話しているうちに教育者自身も冷静さを取り戻せれば手を上げずに済むような気がします。


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